社会人として色んな仕事に携わってくると、実績は着実に溜まっていく。
でも、それを「人に見せられる形」に編み直す作業は、いつまで経っても一苦労。
「あのデータの場所、どこだっけ?」
「この意図、今さら言語化するのしんどい」
そんな葛藤の中で、他のデザイナーたちは実際どんなツールを使い、どうやって「まとめ作業」の負荷を分散させているのか。
その使い分けから、現実的なパッキングのあり方を考えてみます。
ツールごとの「パッキング」の使い分け
🛠️ Figma:作業場をそのままURLで共有する
制作ファイルを流用し、完成品の横にラフや思考プロセスを並べて、閲覧用URLをそのまま送る。
理由
データの移行コストがゼロだから。
PDFを書き出す手間を省きつつ、UIの挙動まで含めた「実務スキル」を直接見せる方が、現場への説得力が高い。
🛠️ Notion:文脈をドキュメントとして整理する
ギャラリービューで案件を管理し、中を開くと「課題・解決策・成果」が報告書のようにまとまっている。
理由
レイアウトを凝る時間を捨てて、情報の検索性と「なぜこれを作ったか」の説得力に全振りするため。
🛠️ Canva:既存のテンプレートで効率化する
用意された型に素材を流し込むだけで、プレゼン資料としての体裁を整える。
理由
1からレイアウトを考える時間を削るための「割り切り」。
スマホで見やすいため、移動中の相手に即見せる機動力を優先した結果。
🛠️ STUDIO:CMSで更新をシステム化する
最初に器を組み、後は「画像と文字を入れるだけ」で実績が追加される仕組みを作る。
理由
「サイトを作る」のではなく「投稿する」状態にすることで、多忙な中でも情報の鮮度を保つための投資。
「一苦労」を減らすための最低限の整理項目
ツールが何であれ、結局まとめる段階で手が止まるのは「何を書けばいいか」で迷うから。
調査してみると、更新が続いているデザイナーは、以下の3点だけに絞って「機械的に」パッキングしていました。
📌 プロジェクトの背景(1行OK)
誰の、どんな悩みを解決するための仕事だったか。
📌 自分の役割と範囲
どこからどこまでを担当したか(ここが曖昧だと実績として機能しない)。
📌 こだわったポイント(スクショ1枚分)
「1pxにこだわった」という情緒的な話ではなく、「操作性を上げるためにこうした」という実務的な判断の痕跡。
実は「アウトプット」の延長が、そのまま実績のストックになっていた!?
ここまでツールや項目の話をしましたが、実務の中で記事を書く習慣がある人は、それを「実績の種」にするのも一つの手だと言えそうです。
私自身、以前書いた記事のように、その時々の工程や思考を形に残しておいたことが、結果的に後から実績として使い回せる「備忘録」のようになっていました。
日々の記録をそのまま残して、必要な時にいつでも引き出せるようにしておく。
実はこの流れも、手間をかけずに実績をストックする「パッキング」の仲間なのだと気づきました。
💡 結論:ポートフォリオは「完成」させるな、実務の「横流し」でいい
調査して分かったのは、ポートフォリオを「一世一代 of 完璧」と捉えている人ほど、更新が止まって死蔵しているということ。(まさに、私ですね😇)
「いつか時間ができたら、すべてを完璧に整えよう」という日は、多忙な社会人デザイナーには一生来ません。
ポートフォリオは、豪華な城を建てることではなく、「自分の仕事をいつでも誰かに説明できる状態」をキープし続ける戦いです。
ツール選びで迷ってまた数ヶ月放置するくらいなら、今、一番手近にあるツールに「昨日のデータ」を1枚だけ置いてみる。
その「腰の軽い横流し」を味方につけるのが、溜まり続ける実績を資産に変える現実的な手段なのだと改めて感じました。



