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テストのプロGENZが選ぶテスト対象端末にすべきスマホ端末30台のお話

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はじめに

新しい機種のスマホ端末がどんどん発売されて増えていくなか、「どのスマホ端末でテストしたらよいのかわからない」というお悩みも出てくるのではないでしょうか。今回はテスト会社であるGENZが、テスト端末を選定する場合にどのような基準で選んでいるか、また現在テストするならこのスマホ端末がよいというおすすめ端末をご紹介させていただきます。

テスト端末として選ぶべき30台はこちら!

iOS、Androidを含めると、以下の30台がテスト端末として選定するのが良いと考えられます。

No. OSVer メーカー 機種想定 画面サイズ(インチ) 解像度
1 iOS Apple iPhone14ProMAX 6.7 1290×2796
2 iOS Apple iPhone14Pro 6.1 1179×2556
3 iOS Apple iPhone14MAX 6.7 1284×2778
4 iOS Apple iPhone14 6.1 1170×2532
5 iOS Apple iPhone13ProMAX 6.7 1284×2778
6 iOS Apple iPhone13Pro 6.1 1170×2532
7 iOS Apple iPhone13 6.1 1170×2532
8 iOS Apple iPhone13mini 5.4 1080×2340
9 iOS Apple iPhone12ProMAX 6.7 1284×2778
10 iOS Apple iPhone12Pro 6.1 1170×2532
11 iOS Apple iPhone12 6.1 1170×2532
12 iOS Apple iPhoneSE(3rd) 4.7 750×1334
13 iOS Apple iPhone8 4.7 750×1334
14 Android Sony Xperia 1 Ⅳ 6.5 1644×3840
15 Android Sony Xperia 5 Ⅳ 6.1 1080×2520
16 Android Sony Xperia 10 Ⅲ Lite 6 1080×2520
17 Android Sony Xperia Ace Ⅱ 5.5 720×1496
18 Android Sony Xperia 8 Lite 6 1080×2520
19 Android Samsung Galaxy S22 6.1 1080×2340
20 Android Samsung Galaxy A53 5G 6.5 1080×2400
21 Android Samsung Galaxy A21 5.8 720×1560
22 Android Samsung Galaxy Note10+ 6.8 1440×3040
23 Android Huawei HUAWEI P30 lite 6.1 1080×2312
24 Android Google Pixel 7a 6.1 1080×2400
25 Android Google Pixel 6a 6.1 1080×2400
26 Android Google Pixel 5 6 1080×2340
27 Android Sharp AQUOS Sense6 6.1 1080×2432
28 Android Sharp AQUOS Sense5G 5.8 1080×2280
29 Android Sharp AQUOS Zero2 6.4 1080×2340
30 Android Fujitsu arrows We 5.7 720×1520

GENZが考えるテスト端末選定基準

株式会社GENZではテスト端末を選定する場合に、これらを重要視してテスト端末を選んでいます。

テスト対象システムで推奨環境となっている端末・OSVer

何よりも開発システムの推奨環境での動作が担保されていなければ意味がないため、推奨環境に即した端末は必須で選定することにしています。

OSシェア率

Android・iOSの両OSについてシェア率からテスト対象端末の比率や配分を設定します。

端末販売台数

OS別のシェアとは別に日本国内での販売台数を考慮してメーカー別に端末を選定します。

画面サイズ/解像度

選定した端末について、同じ端末メーカー、シリーズでも画面サイズや解像度がなるべく異なるものを選定することで、画面サイズによる固有不具合や表示欠けなどを検出できるように考慮します。

ハードウェア機能(Bluetooth・カメラ・Felica(NFC)など)

開発対象システムでハードウェア機能を用いる場合を考慮して、ハードウェアの機能や端末スペックを考慮した端末を選定します。

過去のテスト知見

弊社独自の観点として、過去に行ったテスト時に発生した端末固有やシリーズ特有の弱点を考慮した選定をします。

iOS・Androidのシェア率

スマタブinfo で公開されている国内OSのシェアグラフでは、2023年6月30日時点ではAndroidが36%、iOSが63%となっており、iOSを利用しているユーザーが多いことが見受けられます。

参照元)スマタブinfo | スペック検索とシェア率が役立つ国内スマホ・タブレット機種情報サイト
iPhone_android.png

Androidメーカーのシェア率

当社の調べでは、左記のグラフが示すとおり、Androidのなかでも、Sonyが多く、続いてSamsung、Huawei、Googleと続くことがわかりました。
android.png

主要シリーズのご紹介

Apple

■メインシリーズ
iPhone14や13などのナンバリングとなっています。

■画面サイズ
4.7インチから6.7インチまでの幅広いサイズラインナップがあります。

■解像度
RetinaディスプレイやSuper Retina XDR ディスプレイを採用し、ピクセル密度が高めとなっています。ハイグレードモデルでは2778×1284ピクセルの解像度を誇っています。

Sony(Xperia)

■メインシリーズ
Xperia1、Xperia5、Xperia8などがあります。

■画面サイズ
6インチ前後が主流。Compactシリーズは少し小さめです。

■解像度
4K解像度のディスプレイを搭載したモデルもあり、映像技術に強みを持っています。

Samsung(Galaxy)

■メインシリーズ
GalaxySシリーズ、Aシリーズなどがあります。

■画面サイズ
約5.8インチから6.9インチ程度の幅広いサイズがあります。最近では折りたたみ端末も販売しています。

■解像度
Quad HD+の高解像度ディスプレイを搭載したモデルが存在しています。

Sharp(AQUOS)

■メインシリーズ
AQUOS Sense、R、Wishシリーズなどがあります。

■画面サイズ
約5.5インチから6.5インチ程度が主流となっています。安価な端末でも画面サイズが豊富です。

■解像度
IGZOディスプレイを採用したモデルが多く、高解像度のモデルも存在します。

Fujitsu(arrows)

■メインシリーズ
arrowsN、Weシリーズなどがあります。

■画面サイズ
約5.7インチから6.7インチ程度の端末が多くあります。

■解像度
Full HD+やWQHD+など、モデルによって異なります。

Google(Pixel)

■メインシリーズ
Pixelシリーズです。

■画面サイズ
約5.7インチから6.3インチです。

■解像度
Full HD+やQuad HD+などがあり、近年の端末は画面の大型化に伴い解像度も向上している傾向があります。

※情報は株式会社GENZの独自調べに基づくため、メーカー公表スペック等との差異がある可能性がございますがご了承ください

参考

参照元)スマタブinfo | スペック検索とシェア率が役立つ国内スマホ・タブレット機種情報サイト

GENZではご紹介した端末を用いたソフトウェアのテストサービスを行っております。
開発しているソフトウェアをどの端末でテストしたらよいか分からない、端末が手元にない…など、テストに関するお悩み・ご質問がありましたら、弊社にて端末のレンタルや選定段階からのご支援を含み、ご対応させていただきますのでぜひお問い合わせください。
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