はじめに (2017/12/20)
せっかく業務でAWSを触る機会があるのだから、触り倒してAWS認定資格でも
取ってやろうと画策したのが本記事の執筆の始まり。読者のためでもなく、
自分がテスト勉強をした際の備忘録として、Qiitaを活用してみたいと思う。
これといって勉強方法が確立されている訳ではないので、問題を解いたり、実際に触ったりして、
来年2018年2月中の合格を目指したいと思う。
2018.03.20 追記
試験後、下記記事に受験対策に必要な情報をまとめたので、こちらをご覧ください。
試験概要
- システム要件の洗い出しと定義能力を有し、AWSアーキテクチャのベストプラクティスに基づき、
AWS上にシステムを構築することができる。 - AWSアーキテクチャのベストプラクティスを、アプリケーション開発者及びシステム管理者に対して、
プロジェクトのライフサイクルを通じて助言できる。
出題分野と割合
分野 | 出題割合 |
---|---|
高可用性、コスト効率、耐障害性、スケーラブルなシステムの設計 | 60% |
実装/デプロイ | 10% |
データセキュリティ | 20% |
トラブルシューティング | 10% |
試験時間: 80分
問題数: 非公開
回答方法: 択一選択/複数選択
合格ライン: 非公表
試験対策方法
とにかく合格体験記を読み漁ってみる。
参考にさせていただいた合格体験記
・【合格しました!】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 受験記
(1)試験ガイドをダウンロードし、読んでみる。
Design for Failure
AWSには、Design for Failure ( 障害に耐えうる設計 ) という設計思想があります。
Design For Failure - 基本原則
- 単一障害点(Single points of failure)の排除
- 全てが故障すると仮定して、保守的に設計する
- Goal: 物理ハードウェアが故障して、消失したり交換されてもアプリケーションは機能する
- 障害からの復旧を計画する
- ビジネスニーズと高可用性実現コストのトレードオフ
AWSを用いた耐障害性の高いアプリケーションの設計 ( 18 / 31 )
on-premiss [ オンプレミス = 自社運用(型) ]
そもそもクラウドの対義語として使われているオンプレスという言葉の意味を
みなさんは理解しているだろうか?かくいう私もその一人で会社に入社したころから、
AWSやAzureといったクラウドでシステム構築を行うことが普通だったので、
オンプレミスでシステム開発を行うといった現場にいまだかつて遭遇したことがない。
オンプレミス(on-premiss)とは、情報システムのハードウェアを使用者(通常は企業)が自社保有物件や
データセンター等の設備内に設置・導入し、それらのリソースを主体的に管理する運用形態をいう。
※【 premiss 】とは、建物という意味を持つ単語の複数形。
【 Instance Type 】
01. On-Demand Instance
__「On Demand」とは、「要求に応じて、要求があり次第」__といった意味を持つ、英単語。
オンデマンドインスタンスとは、自分が使いたいタイミングでインスタンスを起動させて使用するインスタンスタイプです。
オンデマンドインスタンスの1時間当たりの料金は、次の3つの要素で決まります。
- リージョン
- インスタンスタイプ
- OS (Amazon Linux / RHEL / Windows Server など)
最近仕様が変わった点
Linuxインスタンスに関して__は、2017年10月2日以降、1秒単位での従量課金モデルに変更。__
→ 仮想マシンのOSが起動してからが従量課金の対象となる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091902267/
02. Reserved Instance ( RI )
リザーブドインスタンスは、1年あるいは 3年契約を結ぶことにより、
オンデマンドインスタンスよりも格安に EC2インスタンスや RDSインスタンスを利用できる課金方式です。
リザーブドインスタンスでは、EC2インスタンスの起動 / 停止に関わらず、利用料金が発生します。
オンデマンドインスタンスに対する割引率は、支払方式で変動し、
「前払いなし」、「一部前払い」、「全額前払い」の順で高く、
「1年契約」より「3年契約」の方が高くなります。
03. Spot Instance ( Spot )
スポットインスタンスとは、入札形式の EC2インスタンスの利用 / 支払い方式で、
需要と供給のバランスによって決まるスポット価格 ( 市場価格 ) を入札価格が上回ると、
スポット価格で EC2インスタンスを利用することができます。
スポット価格は、各AZの各インスタンスタイプの需要に基づいて、
その AZ / インスタンスタイプ / OS のスポット価格が決定されます。
【 豆知識
】
2015年10月に__「スポットブロック」__というオプションがリリースされました。
実行時間が決められているような処理向けにさらに適したEC2を作るために、
有限の時間 ( 1時間から6時間 ) で継続して実行するスポットインスタンスを起動できるようになりました。
・ 処理時間指定向けの新機能 EC2スポットブロック
勉強時参考にさせていただいたサイト
大変お世話になりました。ありがとうございました。