こんにちは、フリさんです。今回はopenSUSEです。
openSUSEを軽く紹介すると、SUSEエンタープライズLinuxから生まれたオープンなLinuxです。
Fedoraみたいなもんですね。openSUSEは同じく[.rpm]がネイティブです。
パッケージマネージャは基本「Zypper」を利用して動きます。
主にEU圏で使われている面白いLinuxディストリビューションの1だと思います。
| 今回の環境 | |
|---|---|
| OS | openSUSE Tumbleweed |
| DE | KDE Plasma |
| VM | VMware Workstation Pro 25H2 |
| RAM | 8GB |
| ストレージ | 30GB |
| EFI | EFIブートで起動 |
ダウンロード
まずは以下のサイトにダウンロードし、isoをインストールしましょう。
openSUSEには「Tumbleweed」と「Leap」が存在し、Archと同じように高速パッケージを求めるなら「Tumbleweed」Debianのように安定したシステムを好むなら「Leap」を選択しましょう。
ただ、ほとんどの方が「Tumbleweed」を使用し、この記事も「Tumbleweed」を基本として作成するため、「Tumbleweed」を選択しましょう。ダウンロードページはこちら

ページにアクセスすると、Offline imageとNetwork imageが出てきますが、セットアップ中にいろいろインストールされても困るので、個人的にoffline image派です。ぶっちゃけどちらを選んでもインターネットでダウンロードしなきゃいけないので...。
JPミラーなんてねぇよ(w)って言われるのでSG(シンガポール)サーバーを選択しましょう。
あとはダウンロードされるまで待機....。
VMのセットアップ
各実機ハードウェア・VMマシンによって全然操作が違うため、VM・実機の場合はほかの方の記事を参考にしてください。
openSUSE起動!
しばらくすると、いろいろ表示されて、インストーラーが一気に起動します。
ネットワーク設定・アップデートなど初期設定があるので、しばらく待機。
Welcomeになるまで待機...。
こうなったら、成功です。
今回は、英語でそのままセットアップしていきます。
入力には支障が出るので日本語キーボードに変更しましょう。

そのままNextを選択。

オンラインパッケージを許可するかどうか聞かれますが、最新版のほうが何かと都合がいいので[Yes]を選択。オフラインのままがいい人はそのまま[No]を選んでも支障はでません。
そのままNextを選択。

リポジトリですが、基本なにもいじるところはありません。後からもON・OFFにできるのでこのままでいいでしょう。
そのままNextを選択。

ここでDEを選択できます。openSUSEの主力はKDE Plasmaですが、これは完全なお好みですがこの記事ではKDE Plasmaを選択します。
自動的にパーティションをいい感じに区切ってくれます。
下にあるGuided Setupを選択

ここでLVMや暗号化が使用できます。
今回はテスト空間なため暗号化はしませんが、実機の方はお勧めですよ
そのままNextを選択。

タイムゾーンはAsia/Japanになっていたら問題ありません。
違っていたら変更してください。地図上の日本をクリックすると変更できますよ。
問題なかったらそのまま Nextを選択。
今度はユーザーです。
おすきな名前で登録しましょう。

個人的に Automatic Loginは好きじゃないので外してます。自動ログインしてくれる機能ですね。
いらない人は外しましょう。
そのままNextを選択。
ちなみにパスワードが脆弱性だと怒られますが続けられますよ

YESを押せば続けられますが、実機でやってる方はセキュリティ的にどうかと思うので、考え直しましょう。

最後にインストールの一覧です。下にSSHポートの有効・無効とかファイアウォールの有効とかいろいろな設定もあるので見落とし注意。

右の緑っぽい文字をクリックすることで、ON/OFFを選択できます。
注意にもありますが、選択されたパーティションすべて削除されるため理解の上進めましょう。
起動するとログインマネージャーが起動します。

で、初期だとなぞにX11セッションがありますが、基本は今Wayland移行が激しいので、Waylandメインで使用しましょう。

Plasma Waylandを選択してください。
Ahoy openSUSE
これでopenSUSEの初期セットアップが終わりました。あとはセットアップ後のカスタマイズをしていきましょう。
セットアップ後のカスタマイズ
ミラーサーバー指定
インストールもなにも、ミラーサーバーを固定したほうが個人的に安定しました。
isoをインストールさせていただいたミラーサーバーにアクセスしましょう。
まずは以下のサイトにアクセスしてください。
これにアクセスすると、ミラーサーバーのファイルを閲覧できます。
これを追いながらミラーサーバーを設定します。
まずは、KDEの設定を開いて下さい。

そうしたら、YaSTを表示し、これを使ってリポジトリを管理します。
ソフトウェアリポジトリを選択して下さい。

これが初期画面です。
一番上から変更していきましょう。
Main repository (NON-OSS)を選択し、「edit」をクリック

以下のリンクをコピーして使ってもOK(リンクが変わらなければ)
https://mirror.freedif.org/opensuse/tumbleweed/repo/non-oss/
あとは、OKを選択して自動的に管理されるので、待ちます。
https://mirror.freedif.org/opensuse/tumbleweed/repo/oss/
https://mirror.freedif.org/opensuse/update/tumbleweed/

最終的にこうなればいいと思います。
下の奴はそもそも有効化してないので、問題ないと思います。
sudo zypper refresh
最後にクリアして成功です。
試しにアップデートコマンドをしてみましょうか
sudo zypper dup

私の場合あったので、インストールしてみます。
これで、今後指定のミラーサーバーからダウンロードされます。
日本語フォントをインストール
だいたいNoto-font-CJK-JP入れれば困ることはないので入れときましょう。
これで、正常に日本語が表示できるようになると思います。
日本語入力をする
まずは以下をインストール
sudo zypper install fcitx5 fcitx5-configtool fcitx5-configtool-kcm6 fcitx5-gtk3 fcitx5-gtk4 fcitx5-qt5 fcitx5-qt6 fcitx5-mozc
gtk3とかqt5とか古い奴はいらないと思いますが、念のため入れてます。
インストール内容はこちら。
・fcitx5 - 本体
・fcitx5-configtool - fcitx5のGUI設定ツール
・fcitx5-configtool-kcm6 - fcitx5のGUI設定ツールをKDE設定に埋め込みできるツール
・fcitx5-gtk3 fcitx5-gtk4 - GTK用fcitx5
・fcitx5-qt5 fcitx5-qt6 - qt用fcitx5
・fcitx5-mozc - mozc辞書
おまじない(笑)を書きます。意味あるとは思いますが、正直説明しろって言われても無理ポ
ディレクトリを作成
mkdir -p ~/.config/environment.d
例としてvimでconfファイルを編集(nanoでもなんでもok)
vim ~/.config/environment.d/im-setting.conf
INPUT_METHOD=fcitx5
GTK_IM_MODULE=fcitx5
QT_IM_MODULE=fcitx5
XMODIFIERS=@im=fcitx5
今回例としてim-setting.confにしましたが、名前は何でも構いません
もっといい方法があるかわかりませんが、いったん再起動をして下さい。
systemctl reboot
仮想キーボードでFcitx5になってることを確認して下さい。なってなかったら切り替えてね。

次に、設定の項目にインプットメゾットという項目が追加されていると思うので、こちらをクリック

そうしたら、画像とまったく同じように日本語・mozcを入れてください。
インプットメゾットONがMozc
インプットメゾットOFFがkeyboard-japanese
にしてください
上の警告では、レイアウトが違うよ!!変える?
と聞かれているので、忘れずにFixをクリックしてください。
あとは、忘れずにApplyしてください。
応用編
ここから先は、基本は自分でカスタムするものが多く、各自好きなサービス・ソフトウェアを使用して下さい。
ここから先はあくまで私がカスタム・設定したものです。
新しいターミナルをインストール・カスタム
個人的にQiitaにカスタマイズを置くせいでもっとも簡単なターミナルになってしまった「Alacritty」をインストールします。コマンドは以下の通りです。
sudo zypper install alacritty
コンフィグファイルを作成します。
mkdir -p ~/.config/alacritty
cd ~/.config/alacritty
sudo vim alacritty.toml
[window]
opacity = 0.85
blur = true
padding = { x = 8, y = 8 }
[font]
normal = { family = "JetBrainsMono Nerd Font", style = "Regular" }
size = 12.0
[cursor]
style = { shape = "Beam", blinking = "On" }
[colors.primary]
background = "#0f0f17"
foreground = "#e2e8f0"
[colors.normal]
black = "#1a1b26"
red = "#ff5370"
green = "#c3e88d"
yellow = "#ffcb6b"
blue = "#82aaff"
magenta = "#c792ea"
cyan = "#89ddff"
white = "#ffffff"
[colors.bright]
black = "#3e4452"
red = "#ff7b96"
green = "#d9f5a6"
yellow = "#ffe585"
blue = "#9cb4ff"
magenta = "#e0a9ff"
cyan = "#a6e8ff"
white = "#ffffff"
これでいい感じだと思います。中身は自由に変えても大丈夫です。
zshのインストール・カスタム
zshのインストール
sudo zypper install zsh
zshをデフォルトシェルにする。
chsh -s $(which zsh)
gitをインストールする
sudo zypper install git-core
oh-my-zshのインストール
sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh)"
powerlevel10kをインストールする
git clone --depth=1 https://github.com/romkatv/powerlevel10k.git "${ZSH_CUSTOM:-$HOME/.oh-my-zsh/custom}/themes/powerlevel10k"
ここで先にフォントをインストールします。先ほどのターミナルカスタム時、ニードフォントを使用しているためインストールしないと使えません。
こちらにアクセスしてフォントをインストールして下さい。
ほかのニードフォントにしたい・指定した場合はこちらからインストール
検索で[reg]くらいまで売って、レギュラーフォントをエクスポートして解凍し、先ほど同じようにフォントをシステムにインストールしましょう。
ちなみにフォントは何でもいいです。
zshrcを少し変更を加えます。
vim ~/.zshrc
ZSH_THEMEの "" の中に以下を入れてください
ZSH_THEME="powerlevel10k/powerlevel10k"
コピー用
powerlevel10k/powerlevel10k
ターミナルを再起動し、zshに切り替えます。
切り替えはただzshと打つだけです。
zsh
自動的にpowerlevel10kセットアップウィザードが始まるため、このまま
セットアップしていってください。
このセットアップがわかりやすく解説してあるサイトを引用させていただきます。
使いやすくするためにzsh拡張機能を入れましょう。
候補を出してくれるやつ
git clone https://github.com/zsh-users/zsh-autosuggestions ${ZSH_CUSTOM:-~/.oh-my-zsh/custom}/plugins/zsh-autosuggestions
打ち間違いミスを検知するやつ
git clone https://github.com/zsh-users/zsh-syntax-highlighting.git ${ZSH_CUSTOM:-~/.oh-my-zsh/custom}/plugins/zsh-syntax-highlighting
この2つを実行できたら、あとは適応させるためにzshrcを書き足します。
sudo vim ~/.zshrc
pluginsを見つけて以下に置き換えてもOKだと思います。
書き方は好きにしてください。
plugins=(git zsh-autosuggestions zsh-syntax-highlighting)
保存してターミナルを再起動してください。
そうすると、補完機能とか修正とか結構いい感じになります。
Arch環境だと問題なかったですが、今回の場合シェルを起動してもbashで起動しました。
その場合は、
systemctl reboot
をするか
chsh -s /bin/zsh
こちらを実行してから再起動してください。
私はそれで修正できました。
おすすめソフトウェア
Librewolfブラウザ
Firefox系フォークプライバシーブラウザです。結構柔軟にカスタマイズできるためオススメです。
Brave
有名なプライバシーブラウザの1つ
fastfetch
イキりコマンド。個人的に好き
htop
topコマンドを見やすくした感じ。軽量タスクマネージャー
btop
topの本格的タスクマネージャー
最後に
openSUSEはなんやかんや結構使えるディストリビューションで、中級者・上級者向けLinuxディストリビューションなのかな?と感じました。
合う・合わないは使ってみないと分からないのがLinuxなので、いろいろ触ってみましょう。
openSUSEの最大の強みはYaSTであり、GUIで簡単に切り替え・管理ができるため個人的に好きなLinuxの1つになっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。



























