前置き
こんにちはフリさんです。今回は「archinstall」を使わず手動でArchLinuxをインストールします。
あくまでArchLinuxはすべて「自己責任」なので注意してインストールをしてください。
おすすめは仮想マシン
公式インストールガイド
以下はインストール内容及び検証環境です。
| 環境 | 今回の環境 |
|---|---|
| iso | ArchLinux2026-04-01 |
| 仮想マシン | WMware Workstation Pro |
| meinパーティション | ext4 |
| DE | KDE Plasma |
Youtube版も合わせてご覧ください。
以下はYoutube版です。
※更新はQiitaのほうが早いためYoutube版は多少違う可能性がありますが何とかして最新にするので安心してください。
インストール環境構築
インターネット確認
ping archlinux.org
無線Wi-Fiを使用する場合はiwctlを使用してください。
詳細は以下の通り⇩
結果はこうなれば成功
❯ ping archlinux.org
PING archlinux.org (209.126.35.79) 56(84) バイトのデータ
64 バイト応答 送信元 209.126.35.79: icmp_seq=1 ttl=55 時間=29.8 ミリ秒
64 バイト応答 送信元 209.126.35.79: icmp_seq=2 ttl=55 時間=29.6 ミリ秒
64 バイト応答 送信元 209.126.35.79: icmp_seq=3 ttl=55 時間=28.9 ミリ秒
64 バイト応答 送信元 209.126.35.79: icmp_seq=4 ttl=55 時間=29.4 ミリ秒
^C
--- archlinux.org ping 統計 ---
送信パケット数 4, 受信パケット数 4, 0% packet loss, time 7100ms
rtt min/avg/max/mdev = 28.945/29.440/29.835/0.325 ms
USキーボードをJPキーボードに切り替える
そもそもUSキーボードの方は変えなくても良いですが、ほとんどの方は日本語キーボードなので以下のコマンドを打って日本語キーボードにしましょう。
loadkeys jp106
成功すると日本語キーボードになります。
{} ←これを打ってみると分かりやすいかも?正常にこれが打てたら成功
パーティーションを作る
今回は「cfdisk」を使用します。
(こっちの方がTUIでわかりやすい)
以下のコマンドを入力します。
lsblk
とりあえずストレージでかいものを選択してください
cfdisk /dev/???
???には先ほどのlsblkを見て判断してください。
見るべきなのはストレージが「sdaなのかvdaなのかnvme0n1なのか」です。
例
cfdisk /dev/sda
cfdisk /dev/vda
cfdisk /dev/nvme0n1
すると以下の画面になります。

基本GPTなのでGPTでいいと思います。
GPTを選択してEnterを押してください。
もし、あなた実機でインストールしている場合またはすでにパーティションがある場合は「Select label type」は表示されない場合もあります。でも基本gptなのでOK
パーティションを削除すると、ストレージの中が完全に削除されます。
すでにパーティションがあるユーザーは慎重な作業を心がけましょう。
次に、「1G」と入力して1GBのパーティーションを作成します。

そうしたら、下キー(下矢印キー)を押して、左キー(左矢印キー)を押してNEWを選択
また最初に戻る...
先ほどの動作となんら変わりないので繰り返しです。
これを2回繰り返して、 4G , 残り全てを割り当ててください(以下の表参考に)
| パーティーション | 容量 |
|---|---|
| 1つ目のパーティーション | 1G |
| 2つ目のパーティーション | 4G ※ |
| 3つ目のパーティーション | のこり全て |
2つ目のパーティーションはスワップです。どれぐらいのメモリー容量かによって変化するので自分に最適な容量を調べてみてください。仮想マシンとかの人は4Gとかあればなんとかなります。
私の場合設定でストレージを50GBにしたので、
1G
4G
45G
という一覧になります。

ちなみにここの名前が私の場合
「vda」という名前になってますが、「sda」とか「nvme0n」とか複数種類がありますが、
基本的に一番最後の数字が番号です。
パーティーションが作り終わったら、次は実際に書き込みをしてパーティーションを作ります。
Write を矢印キーで選択してEnterを押してください。

本当に書き込むか聞かれるので、「yes」と入力してください。

パーティションをセットする
補足
パーティーションを作成しましたが、このままでは使えません。
パーティションは一種の区切りみたいなもので、今お店で仕切りを買っている所です。
しかし、その仕切りは組み立てタイプなので、あなたは今からその仕切りを組み立てていきます。
それが今からやる作業です。
以下のコマンドを打って、まず、パーティーションがしっかり作られているか確認してみましょう。
lsblk
こうなれば成功です。見るべき順はストレージ番号とサイズです。
ここでいうストレージ番号はsda1とかvda1とかのストレージの名前の一番最後についてる数字のこと
だいたい合ってたらOK
フォーマットする
次は、ルートパティーション(一番デカいパーティーション)をext4でフォーマットします。以下を入力
mkfs.ext4 /dev/あなたのパーティション[3]
次は、1Gに振ったパーティションをFat32でフォーマットします。
mkfs.fat -F 32 /dev/あなたのパーティション[1]
次は最後のスワップをフォーマットします。
以下のコマンドを入力してください。
mkswap /dev/あなたのパーティション[2]
マウントする
さて、先ほどの説明で行くと、あなたは仕切りの組み立てを完成できました。そこから仕切りを使うためにセットする必要がありますよね。なので今からマウント(セット)する作業をしていきます。
以下のコマンドを入力
mount /dev/あなたのパーティション[3] /mnt
セットアップに必要なディレクトリ(フォルダー)を作ります。
mkdir -p /mnt/boot/efi
次はefiをマウントします。
mount /dev/あなたのパーティション[1] /mnt/boot/efi
次はスワップをマウントします。
以下のコマンドを入力してください。
swapon /dev/あなたのパーティション[2]
パーティションを見てみよう。
こうなってれば成功!
見るところは [MOUMTPOINS]だよあと[NAME]
必要なツールのインストール
ここで長いコマンドなので頑張って打ってください。
私もこれ、書いてるので皆さんも頑張って。
pacstrap /mnt base linux linux-firmware sof-firmware base-devel grub efibootmgr networkmanager vim
ながーーーーい。インストールです。待ってください。
fstab
完成したストレージですが、bootするためにどのように起動するのか、場所は?という指示がないと起動できないのでfstabの設定をしていきます。
genfstab /mnt
次にその指示書を書き込んでいきます。
genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
chroot
いままではisoで動かしていましたが、これから実際インストールされた一時的なArchLinuxに入りこんで設定をしていきます。
arch-chroot /mnt
タイムゾーンを設定
現在のシステム時間はUTC(国際的な時間)になってるので日本時間にしたいと思います。
その前に今の時間を見てみましょう。
date
こんな感じに後ろに [UTC]と書いてたら修正しましょう。
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
これを実行下あとに以下のコマンドをして日本時間(JST)になってることを確認してください。
date
ハードウェア時間も同期したいので、
hwclock --systohc
ローカリゼーション
基本、英語と日本語を使うので、2つの言語を追加してきます。
Vimを使っていきます。先ほどのpacstrapの時にインストールしてます。
vim /etc/locale.gen
一覧みたいな画面に切り替わったら成功です。
下キーを押して、
en_US.UTF-8 UTF-8
を見つけてください。
見つけたら、頭文字の [#]を削除しましょう。
Vimの場合 [i]を押して挿入モードにしてから消すことができます。
同様に日本語も使いたいので、以下を見つけて下さい
ja_JP.UTF-8 UTF-8
同じ方法で # を消してください。
ESCキーを押してノーマルモードにしてから
:wq
を入力して保存して終了をしてください。
結構似てるものたとえば
[ja_JP.EUC-JP EUC-JP]
などありますが、基本 [UTF-8]の方を選んでください。
以下のコマンドでしっかり出来てるかチェックできます。
locale-gen
先ほどの2つ
・en_US.UTF-8 UTF-8
・ja_JP.UTF-8 UTF-8
が出てこれば成功です。

loadkeys jp106
また別のconfファイルにシステムの言語を設定します。
日本語が良い方でも、ここは英語を使用を使用します。
echo 'LANG=en_US.UTF-8' >> /etc/locale.conf
次はキーボード言語を書きます。
日本語キーボードの方はこちら
echo 'KEYMAP=jp106' >> /etc/vconsole.conf
hostname
ホスト名を書きます。何も思いつかない人は"archlinux"とかでもいいと思います。
echo 'archlinux' >> /etc/hostname
rootのパスワード
passwd
New password:と聞かれるので、好きなパスワードを決めて
も一度同じパスワードを入力します。
最後にサクセスフリーと出たら成功。
Userの追加
useradd -m -G wheel -s /bin/bash yourname
[yourname]には好きなユーザーネームを入れてOK
passwd yourname
さっき作ったユーザーのパスワードを設定
[yourname]はさっき決めた名前を入力
sudoの設定
EDITOR=vim visudo
wheelを見つけたいので、以下のコマンドで検索します。
/wheel
[#]wheel ALL=(ALL:ALL) ALL
の#の部分を消します。消す際は[i]を押して挿入モードにしてから消してください。
ESCを押して、ノーマルモードにしてから以下を入力して保存して終了をします。
:wq
userを使ってみる
su yourname
これで先ほど作ったユーザーにログインできます。
先ほど作ったパスワードを入力するとユーザーにログイン出来ます。
sudoを使ってみよう
sudo pacman -Syu
これを入力してシステムを更新してみましょう。
これで実行できた場合成功しています。
できない場合は見直してみましょう。
ネットワークマネージャーを起動
まずは、Userから抜けます。抜ける場合は
exit
rootユーザーになればOK
ネットワークマネージャーを起動します。
systemctl enable NetworkManager
grubの設定
grubのインストールをする
grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot/efi --bootloader-id=GRUB
grubのconfigをイジる
これは設定ファイルを自動生成するコマンド
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
chrootの終了
chrootにはもう用済みなので、抜けます。
exit
また、マウントも一旦すべてアンマウントします。
umount -a
エラーが出ますが、確実な方法なので、気にしないでください。
再起動
reboot
起動する

これがGrubです。何もしないとそのままArchLinuxを起動します。
userにログインする。
archlinux login: yourname
Password:
これらを打ったらArchLinux自体のインストールは終了です。
また、先ほど起動したネットワークマネージャーが動いてるのかを見たいので
pingしていきます。
ping archlinux.org
こうなればOK
pingをしようとして
bash: ping: command not found
というエラーが起きたら以下のコマンドで追加して下さい。
sudo pacman -S iputils
KDE Plasmaのインストール
今回はKDE Plasmaをインストールしていきます。
sudo pacman -S plasma sddm firefox dolphin konsole
今回のKDEは必要最低限のKDE Plasmaで、色々入ったバージョンのKDE Plasmaの場合いろんなコマンドがあるので調べてみてね。
SDDMの準備
KDEの場合SDDMを使うので、起動時自動でSDDMを起動できるように設定しましょう。
sudo systemctl enable sddm.service
sudo systemctl start sddm.service
reboot
スタートすると勝手にこの画面に来ますが、赤矢印の矢印ボタンを押すと再起動できます。
再起動しましょう。

KDE Plasmaにログイン
ここにパスワードを打って、ログインしてみましょう。
コンプリート
ようこそKDE Plasmaへ!
ここからは、好きなアプリやソフトウェアをインストールしてみたり日本語入力をしてみたり色々いじってみてください!!
最後に
ここまで、お疲れ様でした!!
個人的に気分がのったらここから先のカスタマイズも紹介していこうと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました!

























