◆この記事の目的
読みやすい文章を書くためのルールや技術を身に付ける
目次
▼文章の形式に注意する
▼1つの文が1つの内容を表す
▼1文の長さに気を付ける
▼主語と述語の注意点
▼修飾語を使いこなそう
▼助詞を使いこなそう
▼句読点の正しいルール
▼文章の形式に注意する
「ですます調」と「である調」の使い分け
-
丁寧で柔らかい印象で伝えたい、読み手の不安を解消したい
→「ですます調」 -
自信のある印象で伝えたい、正確な印象を与えたい
→「である調」
※意図がある混在はOK
例)操作内容:「である調」、操作結果:「ですます調」のパターン
システムの設定を変更するためには、まず管理者権限を取得する必要がある。
その後、設定画面にアクセスし、該当するオプションを選択する。
これらの手順を実行すれば、設定が変更されます。
使役形を使わない
操作説明において、「~させる」「~せる」は使わない。
カーソルを[保存]ボタンへ移動させます
カーソルを[保存]ボタンへ移動します
▼1つの文が1つの内容を表す
1つの文に複数の内容があると、読み手は、どこまで読んだのか、どこまで行ったのかわからなくなる。
[保存]ボタンをクリックした後、エラーメッセージの表示を確認してください
1. [保存]ボタンをクリックしてください
2. エラーメッセージの表示を確認してください
▼1文の長さに気を付ける
1文は50文字以内が読みやすいといわれている。
▼主語と述語の注意点
主語と述語の間に長い語句を入れない。
[保存]ボタンは、必須項目を入力しないかぎり、クリックできません
必須項目を入力しないかぎり、[保存]ボタンはクリックできません
▼修飾語を使いこなそう
どの語句に係るのか明確にする
1週間前に連絡した応募者が辞退したことがわかった
1週間前に連絡した応募者が、辞退したことがわかった
連絡した応募者が、1週間前に辞退したことがわかった
※読点で明確化する
長い修飾語から並べる
安価な多様な機能をもっているシステム
多様な機能をもっている安価なシステム
※ただし、時を示す修飾語は前に出す
比較サイトで一番の、先週新機能を搭載したシステム
先週新機能を搭載した、比較サイトで一番のシステム
▼助詞を使いこなそう
「は」と「が」を区別する
- 「は」:イコールの意味を示す
- 「が」:動作の主体を示す
ユーザーは変更を行う
ユーザーが変更を行う
「に」と「へ」を区別する
- 「に」:動作の到達点を示す
- 「へ」:方向を示す
[保存]ボタンへ移動します
[保存]ボタンに移動します
「の」を注意して使う
- 「の」:所有を示す
弊社の推奨するシステム
弊社が推奨するシステム
▼句読点の正しいルール
主語の後に読点
主語を明確にする
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文頭の後に読点
内容の展開が把握しやすい
しかし、広告のデータは管理できません。
理由の後に読点
意味を引き立てる
検証環境のため、利用時間に制限があります。