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AI × SaaS時代に、ERPはどう選ばれるべきか 〜ERP選定が企業のAI活用を左右する理由〜

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Last updated at Posted at 2026-02-27

AI活用は経営の最重要テーマ

生成AIやエージェント型AIが、実務の中に入り始めています。
いまや「AIを使うかどうか」ではなく、AIが前提の業務設計をどう作るか、という段階に入っています。

企業との対話の中でも、将来的にAIエージェントが業務を担うことを前提に考えたい、という声を聞く機会が増えました。

一方で、ほぼ必ず行き着く問いがあります。

AIを業務に任せる前に、 そもそも会社としての数字は一つに揃っているのか。

この瞬間、議論はAIツールの話ではなく、基幹システムの話に戻ります。つまり、ERPです。

AIエージェント時代の前提は正しいデータ構造

これからのAIは、単に分析結果を返す存在ではありません。

状況を理解し、
判断材料を整理し、
次のアクションを提案し、
場合によっては実行まで担う。

AIエージェントが、業務の中で普通に使われる時代に入っています。

ただし、AIエージェントが機能するための前提は変わりません。
それは、構造化され、意味と文脈が揃ったデータです。

会計、販売、在庫、購買。 これらの基幹データが、最初から一つの構造で整理されているか。 この点が、AI活用の質を大きく左右します。

AIが賢くなるかどうかは、アルゴリズム以上に、土台のデータいわゆる基幹システム(ERP)の設計に依存します。

ERPは単体で完結するものではなくなった

もう一つ、はっきりしてきた変化があります。
ERPを単体で完成させようとする考え方が、現実と合わなくなってきました。

企業の現場ではすでに、多くのSaaSが使われています。

EC、決済、固定資産管理、勤怠管理、工数管理、請求業務、経理自動化、契約管理。
これらをすべてERPの中で実装することを前提にする企業は、今では少数派かもしれません。

最近のERP選定では、会計・販売・在庫といった基幹はERPで押さえる。
周辺業務は、最適なSaaSと組み合わせる。この考え方が、自然な前提になっています。

ERPは、すべてを内包する箱ではなく、
正しいデータが集まり、全体がつながる中心として位置づけられるようになっています。

SaaS利用の実態が示しているもの

この変化は、感覚論ではありません。
外部の調査データからも、明確な傾向が確認できます。

国内では、SaaS比較・調査メディアである BOXIL社 が公表している調査において、
約3割の企業が11個以上のSaaSを業務で利用している ことが示されています。
SaaSは一部の先進企業や特定部門に限られた存在ではなく、日常業務の中に広く組み込まれているのが実態です。

また、グローバルに目を向けると、SSO(シングルサインオン)で複数のSaaSや業務アプリへの認証を一元化されている Okta社 が毎年公表している「Businesses at Work」レポートにおいて、企業が利用する業務アプリケーションの数は、平均で数十から100前後に達していることが報告されています。企業規模が大きくなるほど、その数が増える傾向も明確に示されています。

業務はすでに、「複数のSaaSで動く」ことを前提とした形であり、ERPも、その前提の上で選ばれなければならない。

AIエージェントは特別な存在ではなくなる

これからのAIは、PoCや実験的な取り組みではありません。

日々の業務の中で判断や確認のタイミングに、自然に介在する。
AIエージェントが普通にいる状態になります。

そのとき重要になるのは、

標準化された業務プロセス、一貫したデータ構造、SaaSと自然につながる基盤です。

AIを活かせるかどうかは、AIそのものよりも、ERPの設計にかかっています。
また、自明の事実ではありますが、AIは、前提としてクラウドで動きます。
計算基盤も、データ連携も、機能拡張も、オンプレミスを想定していません。

ERP選定は、AI時代の競争力を決める

ERPの違いは、導入直後には見えにくいかもしれません。
しかし数年後、

AIエージェントが業務に自然に溶け込んでいる企業と、
AI活用が限定的なままの企業。

その差は、はっきりと表れます。

だからこそ今、ERPは、単体で完結させるものではなく、
SaaSとつながる前提で、AI活用を見据えて選ばれる時代に入っています。

AI前提のERPという選択肢

こうした文脈の中で、Oracle NetSuiteは標準化されたデータモデル、SaaS連携を前提としたアーキテクチャ、 AIやエージェント活用を見据えた設計思想。これらを軸に、ERPを進化させてきました。

ERPは、AI時代の競争力を支える土台です。どのAIを使うか以上にどの基幹システムの上でAIを動かすかが、これからの差を生みます。

AIエージェントが当たり前になる時代に向けて、 ERPの選び方は、変わり始めています。

参考リンク

NetSuite NEXT 公式ページ
https://www.netsuite.co.jp/products/netsuite-next.shtml

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