#キーボード入力
キーボードのキーを押すと図形が移動したり、色が変わったり、なにかしらの動きをさせるゲームはよく見ます。Processingでは多くの場合「void keyPressed()」を使います。もし、なにかしらのキーを押したら〇〇する。という感じで使うのが主流です。keyPressedの中に「keyが〇だったら」のif文を追加すると、指定したキー入力をした時だけ、〇〇するというプログラムにすることもできます。
void setup(){
//ここにはvoid keyPressed()は書かない
size(1000,500);
}
void draw(){
//ここにはvoid keyPressed()は書かない
}
void keyPressed(){
println("何かしらのキーが押された");
}
#キーの指定
キーの指定の方法はif文を使います。ただ、キーボードには三種類のキーが存在していて、a,b,cなどのアルファベットと、「ENTER」や「BACKSPACE」などのキー、「↑↓→←」や「Shift」などのキーコードがあります。アルファベットや「ENTER」などのキーはLESSON01.1で出てきた「key」を利用し、if(key=='〇'){}などと書きます。キーコードの場合は、キーコードが押された、かつ、〇〇のキーが押されたという二段階のif文を書かなければなりません。if((key==CODED)&&(keyCode==UP)){}など。スペースキーの場合は「key==' '」でOK。
void setup(){
size(1000,500);
}
void draw(){
}
void keyPressed(){
if(key=='a'){
println("aが押された");
}
if(key==CODED){
if(keyCode==UP){
println("上キーが押された");
}
}
}
#void keyPressed(){}を使って変数の値を変えてみよう
キーボード入力を使って変数の値を変えてみよう。変数の型はなんでもいいから、自分で設定したキーを押したらどんなことが起きるようにしたいか考えてプログラムを作ってみよう。例)Aキーを押した分だけ、変数iの値が1ずつ増えていく。Bキーを押したら10ずつiの値が増えていくなど。メンターに見せてみよう。
##LESSON01.3に続く