はじめに
この記事では、AZ-204の勉強方法、受験感想などについてまとめている。
AZ-204を受験する人の参考になれば幸いである。
AZ-204は略称だが、正式名称がAzure Developer Associateなのか、
日本語訳のAzure 開発者アソシエイトなのかよくわかってない。
この記事では基本、AZ-204(Azure Developer Associate)で呼称する。
2026年2月時点の内容になっているため、最新の情報は各自精査する必要がある。
AZ-204(Azure Developer Associate)について
目的:
- Azure を使ってクラウドアプリケーションを設計・開発・テスト・保守できる能力
対象となるのは、主に次のような開発者:
- C# / .NET / Java / Python / JavaScript などで開発している人
- Azure 上にアプリケーションをデプロイする開発者
- API や Web アプリ、バックエンド処理をクラウド化する人
試験分野と配点割合
| 分野 | 配点割合 | 対象サービス・概念 | 出題内容 |
|---|---|---|---|
| 1.Azure コンピューティングソリューションの開発 | 25–30% | Azure App Service, Azure Functions, Azure Virtual Machines, コンテナ(Docker), Azure Container Apps | Web API / Web アプリの構築, サーバーレスアプリ設計, コンテナデプロイ, 自動スケーリング |
| 2.Azure ストレージの開発 | 15-20% | Azure Blob Storage, Azure Cosmos DB, Azure Table Storage, Azure Files | SDKを使ったデータ保存・取得, 非構造データの管理, データの冗長化・パフォーマンス設計 |
| 3.Azure セキュリティの実装 | 15-20% | Microsoft Entra ID(旧Azure AD), Managed Identity, Key Vault, RBAC(ロールベースアクセス制御) | OAuth認証, トークン取得, セキュアな接続文字列管理, アプリケーションの認証・認可 |
| 4.Azure ソリューションの監視・トラブルシューティング | 5-10% | Azure Monitor, Application Insights, Log Analytics | ログ収集, パフォーマンス監視, アラート設定, 分析クエリ |
| 5.Azure サービスとの統合 | 20-25% | Azure Event Grid, Azure Service Bus, Azure Logic Apps, API Management | メッセージング, イベント駆動設計, マイクロサービス連携 |
試験形式
- 問題数:計50問
- 制限時間:100分
- 問題形式:単一選択・複数選択・ドラッグ&ドロップ型(並び替え)など様々
- 合格基準:1000点満点中700点
- 受験料:日本円で約2万円。(為替・税によって変動)
- 試験は日本語対応
問題構成
ケーススタディ:計15問(内訳11問、4問)
これは長文読解みたいな感じ。
これもケーススタディごとに区切られているため、11問解いて次に進むと、その11問は回答修正できない。
4問も同様。
スタンドアロン(各問題が独立):35問
最後の2問だけ形式がおかしな感じで、正直、問題文の意図がよくわからなかった。
よく理解できなかったから説明も難しい。誰か解説してほしいくらい。
連続した回答で、はいかいいえを選択する。
見直し不可。戻るボタンもなく、回答して次に進んだら一度きり。
とりあえず、以下の公式のサンドボックスを試しておくのは必須。
勉強時間と方法
前提として、私は実務でAzureを現在半年ほど触っており、
AWSのクラウドプラクティショナー(CLF)とソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)、AZ-900を取得済みである。
つまり、クラウドについての基礎知識およびAzureも知っている状態である。
AWSに関しては実務でしているわけではなく、ただの自己啓発、無料利用枠内での軽いハンズオンをしたことがあるという感じ。
勉強時間は、だいたい1ヵ月ほど。
ただ、あくまで受験申込して実際の受験の期間が1ヵ月くらいだっただけで、
実際の勉強時間にすると50時間くらいだと思う。
そのため、ほとんど実務だよりの知識になってしまったなという感じ。
以下は、私が勉強に使った教材等。
1. MSLearn Microsoft Azure 向けのソリューションの開発(AZ-204T00-A コース: Microsoft Azure 向けのソリューションの開発)
このMSLearnが提供しているAZ-204向けのコースをとりあえずやるのがおススメ。
ハンズオンなども充実しているため、基本MSLearnをメインにインプットをするのが、まず大事。
何より、試験中にMSLearnは参照できるため、そのことを考慮してMSLearnでインプットしておくと、
なんとなく見たことあるなとか、だいたいあのページに載っている情報だなと判別ができて本番で有利。
2. MSLearnプラクティス評価
これは公式が練習問題として、50問ランダムな問題を出題してくれる。
模擬試験みたいな感じ。
普通に難しくて笑えないが、いいアウトプットになる。
不正解だった問題は、MSLearnで見直したりするのがいい。
問題構成の所で、紹介したサンドボックスの上にある。
また、以前の受講した結果もここから確認できるようになる。
3. IT Concepts JAPAN AZ-204: Azure Developer Associate 問題集
民間会社の演習問題集サイト。
無料会員登録でケーススタディ1回分と練習問題が50問解ける。
わりかしこのサイト他のAZの問題集とかもあって、充実してるからいい。
お金をかけたくない人は無料だけ、問題集探してる人は契約してもいいかも。
4. AZ-204:Azure Developer Associate:模擬問題集(300問) (著) Cloud Mastery
KindleUnlimited対象の本。
基本問題集が50問と50問の模擬試験が5回分で300問解ける。
この本は結構よかった。
たまに問題の正答が分かりづらいものや日本語がおかしくなってる文章もあったりしたが、
総合して問題の質は高いし、本番の試験のレベル感に似てる。
試験結果
合格
757/1000
以下、だいたいの内訳。
1.Azure コンピューティングソリューションの開発が約6割
2.Azure ストレージの開発が約7割
3.Azure セキュリティの実装が約7.5割
4.Azure ソリューションの監視・トラブルシューティングが約7割
5.Azure サービスとの統合が約5割
3.セキュリティの実装に関してはEntraID周りの認証について実務で鍛えられたから一番高いのは納得。
それでいくと1.コンピューティングソリューションの開発も実務でAppServiceは使ってるから、高くてもいいはずなんだが、AzureFunctionsの勉強が足りな過ぎた。
Functionsは触ったことがほとんどなく、もろにその結果が反映されてるかなと。もっと勉強する必要がある。
あとは5.サービスとの統合に関しても同様で、EventGridやHub、Service Busの理解がまだまだ足りてないなと感じている。
感想
正直、難しいし、選択肢の運がよく、受かっただけ。
自分の理解、知識のなさを痛感させられる試験だった。
受験中は落ちたなとしか思わなかった。
Associateだからといって、AWS SAAレベルだと思っていると、痛い目を見る。
正直に言うと、SAAと比較したら圧倒的にAZ-204のほうが難しい。
てか基本的にAWSよりAzureのほうが資格難易度は難しい気がしてきてる。
問題形式もケーススタディなどがあって、たった50問だが、集中力を求められる。
100分の時間があっという間に終わる。
もっと公式のMSLearnを読み込んでおくことと、各サービスに対する理解を深める必要があるなと感じた。
その理解も表面的ではなく、実際に自分で手を動かして、考えた結果の深い理解が求められると思う。
Associateでこれって、Expertsってどんだけ難しいねんと思わされた。
終わりに
AZ-900に続いて、2つ目の資格であるAZ-204をなんとか取得することができた。
正直、このAZ-204のレベル感がどんなものかによって、
今後の方向性とか決まってくるところだったが、
一旦もう少し地に足をつけてコツコツと理解していくしかないなという感じ。
次は置いていたAI-900を取得したいかな。
そのあともExperts行く前にAssociateで理解を深めてからじゃないとExperts受かる気せんなと思わされた。
AZ-900の記事はこちら↓↓↓
その他・参考サイト


