こちらは ミライトデザイン Advent Calendar 2023 の10日目の記事となっています。
9日目は自分が書いた 「2023年に導入して満足度が高かったアイテム12選」 でした。
…本当は連続して書く予定は無かったのですが、タイトルの現象が本日12/10(日)の朝に発生したので急遽記事を書きました。
はじめに
朝起きてPCを起動するとHHKB Studioのポッチことポインティングスティックがこんな感じでグラグラになってました。
昨日まではなんとも無かったのに…。
ポッチを操作してもマウスカーソルは動かず、HHKB Studioのウリであるはずのマウス機能が息をしていません。
とりあえず、自分で直せるか分かりませんが理系エンジニアの基本としてまずは分解してみることにしました。
最初にネタバレしてしまいますが、結局直らなかったのでただの分解方法記事になっているので興味の無い方はここでそっとページを閉じて下さい。
※2024/01/17 追記
HHKBには1年間の保証期間があるので、期間内であればPFUに問い合わせして頂くのが良さそうです。
おそらく、交換対応して貰えるのでは無いかなと思います。
(改訂のご提案をコメントして頂いた ikura1さん ありがとうございます。)
分解方法
本体裏
本体裏のゴム足の下に4箇所ネジがあります。
また、乾電池ボックス部分に見えるように2箇所、「DO NOT REMOVE」の封印シールの下にも1箇所ネジがあります。
なお、このシールを剥がすと保証対象外になるのでそれが嫌な方はここまで引き返す事推奨です。
以上、7箇所のネジを外すことで本体裏を開けることが出来ます。
基盤部分
本体裏を開けるとこんな感じです。
フラットケーブルはコネクタの黒い部分を上に上げることで外す事が出来ます。
フラットケーブルを外して周りのネジも外し、積層されている基板を取り外すとキースイッチの基板全体が見えるようになります。
基板をケースから取り外したいのですが、まだネジで止まっているようなので探してみるとキートップ側にもネジが3箇所ありました。
こちらも外しておきます。
キースイッチ取り外し
これでも基板が外れなかったので、よーく見てみるとキースイッチを外さないとダメな模様。
しょうがないので、キートップを外して
キースイッチも外して行きます。
なお、手元にキースイッチを取り外す器具が無かったので細いマイナスドライバーを使って取り外しました。
別のマイナスドライバーをあてがって、テコの原理で上下方向の爪を外す感じでやれば取り外せます。
なお、エンターキーの部分だけ取り付け方向が90度回転していて、左右方向から取り外す必要があるので注意です。
キースイッチを取り外して、ポインティングスティックも抜くことで基板がケースから分離出来ました。
このネジで止まっている部分が今回グラグラになった部品と思われるので取り外してみます。
元凶
そして、さらに分解出来そうなので分離します。
どうやら、この部分の接合が弱くなった事が原因・・・のように思えるのですが自分には直せそうもありませんでした。
とりあえず、アロンアルファ先生のお力でくっつけてみます。
あとは、ここまでの工程を逆に辿って元通りに組み立て直してPCと接続してみます。
さいごに
「やっぱりダメだったよ」
一応、マウスカーソルは動くようになったのですが右上以外の方向に全然進まないので使い物にならないです。
さらに分解時にキーボード右上のLEDステータスライトの一番左側を壊してしまっって光らなくなりました。
もう、コレ、ジャンクだ。
…というわけで、2台目のHHKB Studioを買うことが確定しました。
現在品薄状態で日本語配列は2023/12/13(水) に次の予約受付らしいので争奪戦に参加してきます。