本記事、新入社員の私がアジャイルのPJでモブプロに参加してみた時の感想となっております。
初めての投稿なので稚拙で読みにくい部分があるとは思いますが何卒。
モブプロとは?って方向け
https://qiita.com/mzmz__02/items/26a34e3e3f2cb870cfa2
経緯
フロントエンド未経験の新入社員の私が一人でできそうなタスクが現状なかったため(謝罪)、1つのタスクを3人で取り掛かるモブプロをPJで初めて採用していただいた。
今回実際に使用したモブプロの手法は、タイピスト1人、ナビゲーター2人の体制で取り組んだ。
タイピストとナビゲーターはキリの良いタイミングで交代しつつ作業していった。
モブプロのアクター
人物 | 説明 |
---|---|
私 | 8月から本格的にPJに参加したバリバリ新入社員。 |
A先輩 | PJ立ち上げ時からいらっしゃる、一番優しい大先輩。 |
B先輩 | 話やすい場を率先して作ってくれる先輩。 |
モブプロ開発環境
常にリモートでの作業
通話はSlack
開発はvscode
画面共有はMicrosoft Live Share -> https://visualstudio.microsoft.com/ja/services/live-share/
実施してみた感想
実際にリモートで2週間先輩に囲まれながらモブプロを実践してみて、新入社員の私からの感想は・・・・楽しかった。
ただ単に楽しかっただけでなく、得られるものが多すぎた。
A先輩がモブプロの時に重要視していたことは、3人共同じ理解度で進むことだった。
そのため、私がタイピストの時に理解できているかを逐一確認してくれていたし、B先輩にも確認していた。
同じ理解度で進むことで、既存コードの理解や初めてのフロント言語に対しての理解が格段に上がったと感じた。
B先輩は明るく話しかけてくれて、話しやすい雰囲気を作ってくれていたと感じた。(所説)
モブプロ実施前の私は2人の先輩と一緒に作業する時に、迷惑をかけないか。イライラさせてしまわないか。の面で不安だった。
そんな不安と緊張も5分経たずに打ち消してくれたのはB先輩のおかげだと思っている。
これ以来他のメンバーの方々と話す時も、気兼ねなく話せるようになっている気がする。
総合して、本当にやってよかったなぁ・・・と感じている。
メリット
実施してみて、私がかなりよかったと感じているのは十分察していただけていると思う。
じゃあ、実際なにがよかったと感じたか。それがコチラ。
- フルリモートで壁があった先輩に、私自身が打ち解けられた
- 先輩との距離が近づいたため、今後も話しかけやすくなる
- 教えてもらいつつ開発していくため、理解のスピードが速い
- A先輩の知識を新人の私だけでなくB先輩に共有できる(B先輩もしかり)
- 雑談も挟みつつ開発していくため、一人でタスクをこなす時よりも集中力が持続する
- 結果的にそこそこのタスクが遂行できるため、達成感が生まれる
- 3人だとコードレビューをしながらになるので、一石二鳥
デメリット
デメリットなんてあるの?あります。
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新人がナビゲーターの場合、もう一人のナビゲーターに考え・指示を任せてしまう
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新人がタイピストの場合、説明待ちになってしまって自分で考えなくなる
- ↑ 私さん・B先輩さんはどう思いますか?ってA先輩が逐一聞いてくれていました。
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先輩のタスクの着手状況が止まる
- モブプロのタスクに付きっ切りだと先輩のタスクが一時停止となりがち。心から感謝しつつ取り組もう
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集中しすぎて休憩取らなくなりがち
- モブプロ後半はメンバーの誰かが離席するタイミングで休憩取っていた。
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モブプロに向くタスク・向かないタスクがあるため、着手する前に選別する必要がある
後日談
PJのチーム内でモブプロの先駆者となったわけだが、先駆者3名のモブプロに対しての感触がよかったため実施したスプリントのレトロスペクティブで今後もモブプロを実施していく話になった。
その後チーム内でモブプロだけでなく、ペアプロの頻度も増えた。
このような複数人での開発手法を用いるハードルが下がったと感じて、実施してよかったと新人ながら思いました。
これからモブプロを導入しようとしている方に参考になったら幸いです。
参考文献