ごきげんよう、ちゃまおです。
今日、株式会社 KSYさんで購入したRaspberry Pi Picoが届きました。1台528円だったので、ランチ1食分ですね。
上図は大きさ比較の為に100円玉を並べてみました。かなり小さい事が分かると思います。
この小さなマイコンを使って何を作るかはこれから考えていきます。それと並行して、以下の方の役に立つ情報を、連載記事として発信していければと思っています。なので、タイトルに第0話と付けました。
- Raspberry Piシリーズに興味があって、これからRaspberry Pi Picoを買おうと思っている方
- マイコンに興味があって、これからRaspberry Pi Picoを使って始めようと思っている方
- プログラミングに興味があって、これからRaspberry Pi Picoを使って始めようと思っている方
(注)私自身は、自己紹介の通り、ただのオタクで、知識量も多い方では無いと言う事は一応伝えておきます。
#Raspberry Piって何?
この記事を読んでいる方が、そもそもRaspberry Piについて全く知らないかもしれないので、ものすごーく簡単に紹介します。Raspberry Piは、Eben Uptonさんが中心となって設立されたプロジェクトから生まれたハードウェアの事です。元々、Eben Uptonさんは、イギリスの子供たちのコンピューティング教育に役に立つ事を目的としてRaspberry Piを広める活動を行っていましたが、いまでは年齢など関係なく、世界中の多くの人に親しまれているハードウェアの一つとなっています。詳細を知りたい方はRaspberry Pi公式サイトのAbout us (英語)を読んで頂くのが良いと思います。
これまでに発売された主な製品は、Raspberry Pi 1 Model A+, Raspberry Pi 1 Model B+, Raspberry Pi 2 Model B, Raspberry Pi 3 Model A+, Raspberry Pi 3 Model B, Raspberry Pi 3 Model B+, Raspberry Pi 4 Model B, Raspberry Pi 400, Raspberry Pi Zero, Raspberry Pi Zero Wで、同じシリーズ(例えばRaspberry Pi 3)でも、仕様の違いによってModel AとかModel Bとなっています。これらの製品にはRaspberry Pi独自のOSを載せる事が出来て、公式が配布しているのはDebianをベースに開発したRaspberry Pi OSですが、Windows10 IoTを載せたり出来ます。値段もお手頃で、25ドルのコンピューターとして知られていますが、Zeroに関しては5ドルです。
#Raspberry Pi Picoって何?
今回、私が購入したRaspberry Pi Picoは新製品なのですが、これまでの製品とは大きく異なっていて、OSが載りません。電子機器などに載っていて、機器の制御を行っているマイクロコントローラー(通称マイコン)として作られたのがPicoです。この小さなマイコンを使って何を作るかは人それぞれですが、一例は公式サイトに載っています。
#結局何買えばいいの?
一番無難なのは、Raspberry Pi Picoに加えてRaspberry Pi 4を買う事ですが、Raspberry Pi 4の代わりにお手持ちのノートパソコンでも大丈夫です。Pico自体、何かしらのプログラムを入れてあげなければ動かないので、プログラミング開発環境が必須になります。
私は、Raspberry Pi 1~3まで持っていますが、今後の記事は、Windows10のノートパソコンを開発環境として、書き進めて行きます。
#次回予告
次回からは、Raspberry Pi Pico -Getting Started-を用いて、色々と解説をしていく予定です。
#参考文献
Eben Upton+Gareth Halfacree[共著], 株式会社クイープ[訳]: 「Raspberry Pi ユーザーガイド」(インプレスブックス)