はじめに
Claude Codeではよく使われるカスタムスラッシュコマンドですが、Gemini CLIでは文献がヒットしなかったので困っていました。
しかし、公式ドキュメントを見ていたらやり方が書いてあったのでここで解説します。
カスタムスラッシュコマンドとは
Claude CodeやGemini CLIでは/help
などスラッシュから始まる特定のコマンドが多数用意されています。
それとは別に、Claude Codeにはユーザー独自で、繰り返し使うプロンプトを保存して簡単に呼び出せる「カスタムスラッシュコマンド」という機能があり、便利な使用例がWEB上で紹介されています。
Gemini CLIでも使いたいところですがやり方が少し違います。
この記事でわかる・できること
- Gemini CLIでカスタムスラッシュコマンドが利用できる
この記事の対象者
- Gemini CLI使用者
- Claude Code使用者でGemini CLIも気になっている人
動作環境
- Windows11
- Gemini CLI v0.1.16
2025/8/1時点で正式にサポートされたようです。
まずは結論
ホームディレクトリ内の.geminiフォルダにcommandsフォルダを作成し、プロンプトファイル(.toml)を作成すれば認識されます。
ファイル名=呼び出す時のコマンドです。
.gemini/commands/devstart.toml
# ファイルパス: <プロジェクト>/.gemini/commands/devstart.toml
# 実行コマンド: /devstart
#
# description: スラッシュを打ち込んだときに表示される説明
description = "specsフォルダ内のドキュメントを読み込み、実装計画を提案します。"
prompt = """
# タスク: プロジェクトの開発開始
あなたのタスクは、最初に@specs/の中身をすべて読みこみ、深く理解することです。その後、実装計画を提案してください。
## 手順
1. **`specs/` の解析**:
ディレクトリ全体を読み込んでください。
2. **実装計画の立案**:
`specs/` の指示に基づき、実装すべき具体的なタスクを特定し、ステップごとの実行計画を立ててください。仮想環境や使用するツールなどに指定がある可能性があります。その場合は以降常に従ってください。
3. **ユーザーへの確認**:
**重要:** いきなりコマンドを実行せず、まずあなたが立案した**実行計画をユーザーに提示し、実行の許可を求めてください。**
4. **コマンドの実行**:
ユーザーが計画を承認したら、特定したタスクを順番に実行してください。
5. **結果の報告**:
すべてのタスクが完了したら、結果をユーザーに報告してください。エラーが発生した場合は、その内容も詳しく伝えてください。
もし `specs/` が存在しないか、明確な指示が見つからない場合は、その旨をユーザーに報告してください。
それでは、タスクを開始してください。
"""
Claude Codeでは.mdファイルですがこちらはtomlファイルなので引っ越す際は適宜変更してください。
specs/を指定しているのはkiroでドキュメントを作成しているからです。お好みに合わせてプロンプトを変更してください。
使用状況
Gemini CLIをターミナルで起動して、/
をたたくと一覧が出ます。
今回作ったdevstart
が見えていますので、他のコマンドと同じように呼び出します。
/devstartを実行します
実行結果
ちゃんと中身を読んで実装計画を提案してくれています。
参考資料
Deepwikiだと公式リポジトリをもとにAI検索できます。
まとめ
Claude Codeではたくさんのカスタムスラッシュコマンド例があるので、同じようにGemini CLIでも使えるようになりました!
中身についてはGEMINI.mdとの兼ね合いやGeminiのクセと相談しながら模索する必要があるなーと感じてます。