はじめに
備忘録です。Docker 上に SQL Server 2025 Developer の環境を構築します。
環境
- Docker Desktop for Windows 4.70.0
手順
1. ボリュームの作成
以下のコマンドを実行して、ボリュームを作成します。
docker volume create mssql-developer-data
Docker Desktop の Volumes に mssql-developer-data ボリュームが作成されます。今回はここに SQL Server のデータを保存します。
補足
ボリュームとは、コンテナの外部にデータを保存し、データの永続化とコンテナ間のデータ共有を実現するための仕組みです。コンテナの削除時に消えてほしくないデータや、設定ファイル・ログファイルなどを保存します。
2. イメージの取得とコンテナの実行
以下のコマンドを実行して、レジストリから SQL Server 2025 のイメージをプルします。
docker pull mcr.microsoft.com/mssql/server:2025-latest
プルが完了すると Images に SQL Server 2025 のイメージが表示されます。
以下のコマンドを実行して、取得したイメージからコンテナを生成・実行します。
docker run -d --name mssql-developer --restart no -e ACCEPT_EULA=Y -e MSSQL_SA_PASSWORD=P@ssw0rd -e MSSQL_AGENT_ENABLED=true -e MSSQL_LCID=1041 -e MSSQL_COLLATION=Japanese_CS_AS_KS_WS -p 1433:1433 -v mssql-developer-data:/var/opt/mssql mcr.microsoft.com/mssql/server:2025-latest
補足
docker run のパラメータは以下の通りです。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
-d |
バックグラウンドで実行する。 |
--name mssql-developer |
コンテナ名を指定する。 |
--restart no |
自動再起動無効。常用するなら unless-stopped(ゆるめの自動再起動)を使う。 |
-e ACCEPT_EULA=Y |
ライセンスに同意する(必須)。 |
-e MSSQL_SA_PASSWORD=P@ssw0rd |
SA ユーザーのパスワード(強力なパスワードが必要)。 |
-e MSSQL_AGENT_ENABLED=true |
SQL Server Agent を有効化する。お好みで。 |
-e MSSQL_LCID=1041 |
ロケール(地域)設定を日本にする。 |
-e MSSQL_COLLATION=Japanese_CS_AS_KS_WS |
照合順序を指定する。要件次第で Japanese_CI_AS と使い分ける。 |
-p 1433:1433 |
ポートフォワーディング(ホストの 1433 → コンテナの 1433)。 |
-v mssql-developer-data:/var/opt/mssql |
ボリュームを指定する。 |
mcr.microsoft.com/mssql/server:2025-latest |
イメージを指定する。 |
Containers に SQL Server 2025 のコンテナが生成されました。
この後、最初に作った mssql-developer-data ボリュームの中を覗くと SQL Server のデータが格納されていることが確認できます。
3. 動作確認
Windows 上で SSMS を起動します。localhost:1433 に sa / P@ssw0rd でログインします。
ログインできました。これで、外部から Docker 上の SQL Server にアクセスできることを確認できました。
おわりに
非常にお手軽で便利です。