0
0

【Django】settings.pyのINSTALLED_APPS

Posted at

INSTALLED_APPSとは?

Djangoプロジェクトの設定ファイルsettings.pyの重要な部分で、プロジェクトにインストールされているアプリケーションのリストを指定します。
このリストに登録されたアプリケーションは、Djangoによって自動的に検出され、プロジェクト全体で利用できるようになります。

役割

アプリケーションの有効化:
INSTALLED_APPSにリストされているアプリケーションのみがDjangoプロジェクトで使用されます。
アプリケーションがここに含まれていないと、Djangoはそのアプリケーションを認識せず、機能しません。

データベースマイグレーション:
アプリケーションがINSTALLED_APPSに登録されていると、そのアプリケーションのデータベースモデルのマイグレーションが実行されます。
これにより、データベースのスキーマが自動的に作成されます。

管理画面の設定:
管理画面に表示するモデルや管理機能も、INSTALLED_APPSに登録されているアプリケーションに基づいて設定されます。

テンプレートや静的ファイルの検索:
DjangoはINSTALLED_APPSのアプリケーションからテンプレートや静的ファイルを検索します。
これにより、各アプリケーションのテンプレートや静的ファイルを簡単に利用できます。

設定の例

INSTALLED_APPS = [
    'django.contrib.admin',  # 管理画面アプリケーション
    'django.contrib.auth',   # 認証システム
    'django.contrib.contenttypes',  # コンテンツタイプフレームワーク
    'django.contrib.sessions',  # セッションフレームワーク
    'django.contrib.messages',  # メッセージフレームワーク
    'django.contrib.staticfiles',  # 静的ファイルの管理
    'blog',  # 自作アプリケーション
]

アプリケーションの追加と設定

カスタムアプリケーションの追加:
プロジェクトにカスタムアプリケーションを追加するには、INSTALLED_APPSリストにそのアプリケーションの名前を追加します。たとえば、blogというアプリケーションを追加するには、リストに'blog'と記述します。

サードパーティ製アプリケーションの追加:
サードパーティのDjangoアプリケーション(例: django-rest-framework)も、INSTALLED_APPSに追加して利用します。インストール後は、パッケージ名をリストに追加するだけで利用可能です。

まとめ

INSTALLED_APPSはDjangoの設定の中心的な要素であり、アプリケーションの機能やデータベースの扱い、管理画面など、多くの重要な機能に影響を与えます。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0