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CData コネクタの活用 : Salesforce 接続

Last updated at Posted at 2023-02-02

はじめに

CData は、様々なデータソースに接続可能なコネクタを提供しています。以前にActive DirectorySharePointTwitterMongoDB などへの接続を紹介しましたが、今回は Yellowfin から Salesforce に接続してみたいと思います。
なお、下記手順は Windows 環境を前提としています。

コネクタ

コネクタの入手

CData の Salesforce JDBC Driver 評価版を利用します。まずは下記 URL にアクセスし、対応データソースから Salesforce を選択します。その後、[JDBC] > [ダウンロード] > [ダウンロード評価版] > [ダウンロード Windows Setup (.exe)] の順に進み、SalesforceJDBCDriver.exe をダウンロードします。

SalesforceJDBCDriver.exe を実行すると、デフォルトで以下にファイルが解凍されます。
C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Salesforce 2022J
lib フォルダに以下のようなファイルが存在します。
image.png

コネクタのインストール

ライセンスファイル cdata.salesforce.lic を zip ファイルに圧縮した後、cdata.jdbc.salesforce.lic.zip をcdata.jdbc.salesforce.lic.jar に名称変更します。プラグイン管理画面で .jar か .yfp ファイルしか登録できないことへの対応です。
image.png

Yellowfin 画面から [管理] > [プラグイン管理] > [追加] と進み、cdata.jdbc.salesforce.jar をドロップして追加した後、「さらに追加」を選択して、cdata.jdbc.salesforce.lic.jar を追加します。結果、以下のように、実行ファイルとライセンスファイルの両者を合わせて登録します。
image.png

データソース

Yellowfin 画面から [管理] > [プラグイン管理] > [追加] と進み、[新規データ接続] で [データソースを選択] から [データベース] を選択します。
新規接続の設定画面から、以下を参照に新規接続を作成します。

項目 設定値
名前 Salesforce
データベースタイプ 一般 JDBC データソース
JDBC ドライバー cdata.jdbc.salesforce.SalesforceDriver(Salesforce CData)
接続文字 jdbc:salesforce:AuthScheme=Basic;User=<your_account>;Password=<your_password>;SecurityToken=<your_token>;

Basic 認証でアクセスする場合にも、ユーザーIDとパスワードに加え、セキュリティトークンが必要となります。セキュリティトークンを発行するには、以下の手順に従います。

  • Salesforce にログイン
  • [プロフィール設定] > [私の個人情報] > [私のセキュリティトークンのリセット] > [私のセキュリティトークンのリセット] ボタンを押下
  • セキュリティトークンを含む情報が「新しい Salesforce セキュリティトークン」という件名のメールで送信される

また、cdata.jdbc.salesforce.jar をダブルクリックすると、下記の画面が表示されます。こちらで接続テストをした後、接続文字列をコピーして利用すると良いかと思います。
image.png

接続文字列の末尾に下記を付与することで、指定したディレクトリにログファイルを出力することもできます。
LogFile=C:\log\SalesforceLog.log;Verbosity=3;

[ビュー作成] ボタンを押下し、接続が成功し、テーブル名が参照できればひとまず大丈夫です。
image.png

ビューとレポートの作成

先の手順で作成したデータソースを参照して、ビューレポートを新規で作成します。
Opportunity テーブルの StageName 毎に、件数を集計してみました。
image.png

最後に

Salesforce のデータを可視化して、販売戦略に役立つダッシュボードを作成してみませんか。
では皆様、良いデータ分析を! See you then, Cheers!!

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