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UnityでVR上でも手軽にレベルデザインできるようになるらしいProBuilderの話

Last updated at Posted at 2018-12-29

最初に

本記事はUnity2018におけるレベルデザインに有用な機能「ProBuilder」についてサクッと調べて備忘録として残しておこうと思ったメモ記事となります。

ProBuilderとは?

ProBuilder(https://unity3d.com/jp/unity/features/worldbuilding/probuilder) とは3Dモデリングツールでもありレベルデザインツールでもある非常に優れた機能です。

image.png

ProBuilderによって建物や地形、乗り物や武器などの3DCGをUnity内で直接作成することができます。また、トリガーゾーンやナビメッシュのカスタム作成も可能となっています。面白いですね。

基本的にはシンプルなジオメトリで構築するのが前提となっており、そのように最適化もされていますが、必要に応じてUV展開などが可能となっています。

image.png
(Unity公式ページより:https://unity3d.com/jp/unity/features/worldbuilding/probuilder)
(または:https://www.procore3d.com/probuilder/)

この作成したデータはOBJ形式で出力も可能なため、他の3DCGソフトで取り込んで更に手を加えることも可能となっています。

この機能はUnity2018から標準搭載となっています。もちろん無料です。ちなみに元の価格は$102.60だったようです。

Install方法

UnityエディタのメニューからWindow > Package Managerを選択してください。「All」をクリックし、「ProBuilder」を選択して「Install」をクリックしてするだけでOKです。

無料化して標準搭載になったのはProBuilderだけじゃなかった

ProBuilder同様に、Unity標準で搭載となったレベルデザインの効率アップツールは他にもあります。

ProGulid

ProGridsは、オブジェクトのグリップ&スナップ配置の機能を提供します。その他にも便利オプションを色々兼ね備えているようです。

image.png
(Unity公式ページより:https://www.procore3d.com/progrids/)

元の価格は$21.60だったようです。

Polybrush (Beta)

Polybrushは一見Terrain Toolsのように見えますが、よりProBuilderと親和性が高く、メッシュの簡易編集を効率的に行えるツールだと思われます。このツールはインポートされたメッシュにも以下の機能を適応することができます。

  • スカルプト系操作
  • 頂点カラーの塗り
  • テクスチャブレンド
  • 任意のPrefabをブラシで配置

image.png
(Unity公式ページより:https://www.procore3d.com/probuilder/)
(または:https://unity3d.com/jp/unity/features/worldbuilding/polybrush)

元の価格は$70.20だったようです。

ProBuilder VR?

基本的にはProBuilderの機能をVR上で動かし、実際に見て確認しながらレベルデザインできたらいいよね!を実現する機能だと思われます。

image.png

どうやらまだまだ開発の初期段階ですが一応公式サイト(http://www.procore3d.com/probuilder-vr/) から試すことは可能なようです。

実際に使用してみてる記事の一覧

参考

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