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【2025】最近のAIモデルとツールと会社名がわからないのでまとめてみる

Last updated at Posted at 2025-10-05

はじめに

最近、AI関連のニュースを聞いて、それが会社名なのかモデルの名前なのかツール名なのか、さっぱりわからないときがあります。
置いていかれないためにも、現時点のAI関連の名前について、会社名を軸にまとめて表にしてみました。

会社軸でまとめたAI関連の表

会社名 モデル (簡単に役割と特徴) プロダクト/サービス名
OpenAI - GPT-5 (LLM)
- GPT-5-Codex (LLM、コーディング特化)
- DALL-E 3 (画像生成)
- Sora 2 (動画生成)
- Whisper (音声認識)
- ChatGPT (チャット)
- GPTs (エージェント)
その他ブラウザ・アプリなどから利用
Google - Gemini 2.5 Pro (LLM、最高性能)
- Gemini 2.5 Flash (LLM、高速)
- Gemini 2.5 Flash-Lite (LLM、超高速)
- Gemini 2.5 Flash Image (画像生成、別名Nano Banana)
- Veo (動画生成)
- Lyria (音楽生成)
- Imagen 4 (画像生成)
- Google Workspace (既存システム上での使用)
- VideoFX (以前の生成AI動画ツール)
その他ブラウザ・アプリなどから利用
Anthropic - Claude Opus 4.1 (LLM、最高性能)
- Claude Sonnet 4.5 (LLM、高速・バランス)
- Claude 3.5 Haiku (LLM、高速・低コスト)
- Claude Code (コーディング支援ツール)
その他ブラウザなどから利用
xAI - Grok 4 (LLM)
- Grok 4 Fast (LLM、高速・高効率)
- Grok Code Fast 1 (LLM、コーディング特化)

- X/Twitter (アプリ内組み込みチャット)
その他ブラウザ・アプリから利用
Microsoft / GitHub (他社のモデルを利用) - GitHub Copilot (コーディング支援。GPT, Claude, Gemini, Grokなど)
- Microsoft Copilot (チャット)
Meta - Llama 4 Scout (LLM、軽量)
- Llama 4 Maverick (LLM、高性能)
- Llama 4 Behemoth (LLM、トレーニング中)
- Emu (画像・動画生成)
- Meta AI (チャット)
Stability AI - Stable Diffusion 3.5 (画像生成)
- Stable Video Diffusion (動画生成)
- Stable Audio 2.5 (音声生成)
(画風や特徴ごとにそれぞれのモデルがある)
AWS - Amazon Nova (LLM)
- Amazon Nova Canvas (画像生成)
- Amazon Nova Reel (動画生成)
- Amazon Nova Sonic (音声合成)
- Amazon Nova Act (エージェンティックAI)

- Amazon Q Developer (開発支援)
- Amazon CodeWhisperer (以前のコーディング支援ツール)
Cognition AI - Devin AI (自律型エージェント) 様々なツールと連携して使用
Anysphere (他社のモデルを利用) - Cursor (コードエディタ)
Perplexity - Sonar (検索、API)
- Sonar Reasoning (検索)
- Sonar Deep Research (検索・分析、高性能)

- Perplexity AI (チャット)
Runway - Gen-4 (動画生成)
- Alpha (動画生成)
- runway (チャット、BETA)
DeepSeek - DeepSeek-V3 (LLM) - DeepSeek AI
Luma AI - GENIE (3Dモデル生成)
- Dream Machine (動画生成)
ブラウザ・アプリから利用
Adobe - Adobe Firefly (画像生成) - Adobe Creative Cloud (Photoshop, Illustratorなどで使用)
その他ブラウザなどから利用
Midjourney - Version7 (画像生成)
- V1 Video Model (動画生成)
ブラウザやDiscordから利用
NTT - tsuzumi (LLM、純国産)
- tsuzumi 2 (LLM、純国産)
(具体的なサービス名なし)

補足

バージョンはできるだけ現時点(2025/10)で最新のものを記述していますが、できていないものもあります。ご容赦ください。
2025年10月にはNTTの純国産AIである tsuzumi 2 がリリースされるみたいですね。日本も頑張ってほしいです!

所感

こうして見ると、会社名とモデル名が一緒だったり、モデルは他社のものを利用していてツール名が先行していたりと、混乱するのも致し方ないといった感想になりました。間違えないで覚えられる人すごいです。

現在は第三次AIブームと言われています。ですが、一次や二次とは本当に比較にならないくらい圧倒的なスピードでAIが進化し続けています。1か月前の当たり前が通用しないなんてザラになってきて、本当に追いかけるだけで手いっぱいです。すごい時代になりました。
この表も、もちろんすべて記載できたわけではないですし、いつまで参考になるのやら。古いモデルはとてもじゃないですか記載しきれないですし、他にもいろんな企業がこぞってAI開発を進めているでしょう。1年後にはすっかり覇権が変わっていてもおかしくありません。渾渾沌沌、群雄割拠、狂瀾怒濤、そんな言葉が似合う時代ですね。

モデルやツールのほかにも様々な概念が登場していて、MCPはつい最近出たと思ったらもう当たり前のようになっていますし、とうとう決済をAIに任せようというAP2までGoogleから発表されました。英語3文字は本当に覚えられないので、何とかしてほしいです(他力本願)。

これからもAIの進化は止まらず、AGIやシンギュラリティも時間の問題かもしれませんね。

おわりに

この記事は、Sora2が登場して著作権周りでかなり話題(意味深長)になっている時期に執筆しています。エンジニアとしてAIを扱うことと、一般人がAIに対して感じることとの間にはかなり感覚として違いがあるということを自覚しつつ、AIの発展は止められないと思うので適切な方法を常に模索しながら、適切な距離感で接していきたいですね。
また、自分自身こうして記事を書いたり趣味でいろいろ作ったりするので、著作権というルールの最低限のところは守っていただきたいのは当然として、クリエイターの方々に対しての尊重・尊敬を忘れずに、皆にとって有益になるような、新しい仕組みづくりをしていく必要があるなと感じました。

参考

本記事の作成にあたり、以下の情報を参考にしました。

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