はじめに
2025年11月9日、色彩検定UC級(2025年冬) を受験しました。
色彩検定とは、公益社団法人 色彩検定協会が実施している色にまつわる知識を問う資格のことです。UC級とは2018年に新設された、色の見え方が人によって異なることを理解し、多様な人々にとって「見やすい」「分かりやすい」配色やデザインを実現するための知識を問われる内容となります。
2024年4月からウェブアクセシビリティの合理的配慮の提供が法的義務化されたこともあり、ユニバーサルデザインも勉強しておこうと考え、受験してみました。
1週間後に模範解答が発表され、自己採点できるのですが、今回 190 / 200点でおそらく合格できたと思うので、それも込みで紹介していこうと思います。
追記:190 / 200点で無事に合格していました!
色彩検定UC級の概要
| 名称 | 色彩検定 UC級 |
| 開催形式 | 筆記(指定会場) |
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 77~78問前後(四択・記述) |
| 受験費用 | 6,000円 |
| 試験回数 | 年2回(夏・冬) |
勉強方法について
動画
まずはこちらをご覧ください
色彩検定は公式で「教えて!色彩先生」というガチの動画を出していて、UC級ではなんと CV.緒方恵美さんとCV.杉田智和さん が登場します!!気合入ってますね。他の級ではまた別の声優さんも出演しているのでぜひ見てみてください。
どんなことを勉強するのかわからないという方、とりあえず何すればいいのかわからないという方はぜひ動画を見てみてください。きちんと試験内容にもつながっています。
教材
自分はまず最初に色彩検定UC級の公式テキストを購入しました。
試験は公式テキストから網羅的に出題されていました。公式テキスト以外からは出ていないと言っていいです。それくらいきちんと様々な知識が記載されています。そのため、公式テキストは必須と言っていいでしょう。
続いて過去問。公式テキストには例題や過去問が載っておらず、完全に教科書としてのみの機能だったので、完全記憶能力でもない限りは過去問の購入をおすすめします。自分は2024年分の1冊のみ購入しました。2024年の夏期と冬期の2回分載っています。
自分は以下のような流れでした。
1.1話だけ動画見てみる
2.資格に申し込む(約2か月前)
3.公式テキストを2周読む
4.過去問夏期を解いてみる
5.間違えたところを重点的に3周目読む
6.過去問冬期を解いてみる
7.間違えたところを復習
簡単にまとめると、教科書2周→過去問夏→教科書1周→過去問冬→本番という流れですね。総学習時間でいくと、20時間もかかっていないでしょうか。
こちらで、おそらく 190 / 200 点を取ることができました。UC級は 160点がボーダーラインとなる場合が多いようなので、おそらく合格できていると思います。
基本的には知識の問題で、インプットして間違えたところを覚えなおしてという流れで進めていけば問題ないです。
受験当日の流れと様子
1週間前くらいに受験票が送られてくるので、そちらで会場を確認します。自分は今回、池袋にある立教大学での受験となりました。持ち物は一般的な資格試験同様で、筆記用具、身分証明書、受験票、好みで腕時計でした。
当日は13:05に池袋5番出口着。そこから徒歩10分前後で立教大学の校門まで到着しました。
入り口から会場である11号館までは案内板もあり、数分程度で着きました。
前後に他の級の試験があるので、会場は人が多めです。立教大学の場合ですが、施設にお手洗いもありました。
皆さん会場入り口のドア前で待っていて、同じ教科書を開いて最後の復習をしてました。
13:40から説明開始に対して、開場は15分前、13:25でした。これは受験票には書いてなかった情報でした。いつ行けば不安な方は、15分前に会場へつけるようにするといいでしょう。
会場に入って着席すると、隣が両親と一緒に来た小学生のような方だったり、もう一方を見てみればかなり白髪で高齢に見受けられる方だったり、デザイナーっぽかったり美容師っぽかったり、かなり様々な方々が受けている印象でした。
試験時間は13:50~14:50の1時間。自分は過去問を30分ちょいで解いてましたが、当日は42分かかりました。8分で見直しも終わり、計50分。10分前に試験官から10分前ですよというアナウンスがありました。途中退席不可なので、終わりまでもう一度見直したりしながら待ちます。
問題用紙は持ち帰ることが可能なので、先行して発表される模範解答で自己採点をしたい方は、問題用紙に記入しておくとよいです。
1時間が経過し、無事に試験が終了しました。解答用紙が回収されたら、すぐ解散でした。
試験内容
例題が公式サイトにあります
過去問や当日の問題を解いた限り、UC級の出題形式、および大問の内容はほぼ同じ構成となっています。
大問が10個。問題数は、過去問2024の夏、冬と今回の2025冬を調べましたが、全部で77もしくは78問でした。
大問1~9は4択問題です。大問10のみ、記述式になります。基本的に文字数が指定されて、それに当てはまる漢字などを記入する形となります。
公式テキストをきちんと覚えて、過去問で感覚をつかんでおけば十分となるような、理不尽のない試験内容でした。
試験結果について
合格はいつわかるか
問題用紙を持ち帰ることが可能です。約1週間後に公式サイトに模範解答が掲示されるので、そちらで自己採点をすることができます。
正式に合格判定がでるのは試験から約1か月後となります。受験申込時に登録したサイトのマイページで確認するか、公式サイトに掲示されるのでそこで確認します。
試験でわからなかったとこ
病院にかかったことはないのですが、自分は昔から赤と緑の判別が弱く、1型3色覚か2型3色覚に当たるのではないかなと思っています。焼肉で、焼け具合を焦げで判断するタイプです。そのため、実際に問題用紙で色の区別をする問題は間違えてしまいました。単純にトーンを覚えきれていなかったという可能性もあります。本気で満点取りたい方は、トーンとその名称をきちんと覚えたり、公式テキストの末尾にある参考資料も目を通しておくとよいでしょう。
ポイント
波長の長い方から赤(780nm)~橙~黄~緑~青~紫(380nm)となること、サイズでも選んでるのかっていうL錐体M錐体S錐体がどれか、などは結構ごちゃ混ぜになりがちなので、自分の中にきちんと落とし込んでおくといいです。逆に覚えてしまうとそれだけで大問一つ落としてしまうくらいなので気を付けて。
おわりに
必要な勉強時間が20時間程度という点でも、比較的簡単に取れる資格かなと思います。それでありながら、自分自身にも深くかかわる視覚、色の感じ方を知ることができるとてもいい資格だなと思いました。視覚だけに。興味の持ちやすい内容なのかなと思います。
年に2回しか行われないので、受けてみたい方はタイミングをみつつ忘れずに申し込んでくださいね。


