概要
spring initializrで生成したプロジェクトには、gradlewというファイルが付属している。これは開発でGradleを使うためのWrapperで、アプリケーションをビルドしたり実行することができる。このコマンドの基本的な使い方を説明する。
また、Gradleがインストールされていない環境でも、このファイルがあればビルド、実行をすることが可能。
関連
gradlew build
build.gradleがある階層でこのコマンドを実行するとbuildが実行され、build/libs/の下にjarファイルが生成される。
buildする。
$ gradlew build
生成されたファイルを実行すると、localhost:8080でページにアクセスできる。
$ java -jar build/libs/helloworld-0.0.1-SNAPSHOT.jar
gradlew bootRun
前項のbuildと実行をまとめてやってくれるのがこのコマンド。bootRunを実行してlocalhost:8080にアクセスするとページを閲覧できる。
$ ./gradlew bootRun
gradlew clean
このコマンドを実行すると、buildされたファイルを削除することができる。
build
$ gradlew build
$ ls -1 ./build
bootJarMainClassName
classes
generated
libs
reports
resources
test-results
tmp
clean
$ ./gradlew clean
$ ls ./build
ls: ./build: No such file or directory
buildディレクトリごと削除される。