最近PHPerになりましたので
PHPカンファレンス2018 に参加してきました。
PHPに関連する技術的なセッションも聞いたのですが
最後に聞いたセッションが
(PHPに関係はないが)印象に残ったのでまとめと感想を書こうかと思います。
内容まとめ
資料はこちら
https://speakerdeck.com/soudai/proper-problem
スピーカーは、株式会社オミカレのCTO曽根 壮大さん
株式会社オミカレは、全国で開催されている婚活パーティのマッチングサイトだそうです。
内容としては、
変化が激しいWEBサービスを育てるために
どのように組織と文化を作っていくかということを
マネージャ目線でどうしてきたかについてです。
(プレーヤ目線の話は、PHPカンファレンス仙台であるそうです。)
なぜ組織や文化が大切か
WEBサービスを作っているのは人だから。
「組織」「チーム」の定義
組織の定義=共通の目的(VISION)を持った集まり
チーム=目的を達成するための集まり(偶発的に発生する場合もある)
良い組織であれば、
良い文化が生まれる。
良い文化があれば
良いチームが生まれる。
良いチームがあれば
良いサービスを作れる。
どんな組織であるべきか?
WEBサービスは変化が激しいので
変化に強い組織であることが必要。
変化に強い組織となるためには、
問題を解決していく能力を育てることが必要。
では、問題を解決する能力を育てるためには?
適切なサイズの問題を設定することが必要
適切な問題が生まれれば
自然と解決する人が生まれる
元任天堂社長 岩田総さんのことば
https://www.1101.com/umeda_iwata/2008-11-13.html
適切なサイズの問題を設定する方法 とは?
・問題を適切なサイズに細分化する
・問題のサイズに適切な人にアサインする
・問題を解決できるように人を育てる
「問題のサイズに適切な人にアサインする。」
→その人の限界より少しだけ大きい問題
大きすぎれば潰れる。チャレンジできる文化を作る。
問題がチームや文化を作り、そして組織を変える。
感想
- そもそも、組織に明確なVISIONがないと始まらない。
- 「適切なサイズの問題を設定する」ことが大切。(だけど難しい。。。)
その他
質疑応答で
どのようなコミュニケーションをするべきか、という質問があり、
週に1回のミーティングより、
1日5分でもいいからなんでも話すコミュニケーションにより
解決できる問題は多いという話があったので
参考にしたいと思いました。