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UiPathのホバーアクティビティで解決する方法_クリックしたふりをするのを解消したい

Last updated at Posted at 2025-02-17

こんなことに困っていませんか??

  • とあるボタンをクリックし、タブを開いた後に別のボタンを押したいが、タブが閉じてしまう。
  • 情報や画像がカーソルを外すと消えてしまう。
  • クリックしたはずなのに、エラーになった。
  • 画像が押せず、エラーになる!

始めに

上記のような現象に1日ほど悩まされ、解決したので共有します。
本記事は筆者個人の見解に基づいて作成しており、最新情報でない可能性があります。ご了承ください。


問題の概要

あるサイトで、ログアウトができたりできなかったりする謎の挙動が発生しました。
ログアウトに失敗するとエラーとなり、作業が止まってしまいます…これは困りますね!

そこで、解決策として "ホバー"アクティビティ を使用しました。


"ホバー"アクティビティとは?

  • 指定した UI 要素の上にカーソルを置く(UI 要素の上でホバーする)アクティビティです。
    (引用元:UiPath公式ドキュメント

"ホバー"の役割

「ホバー」とは何か?
私も最初はピンときませんでしたが、要するにこういうことです。

  • 次のアクションに移った際、画像や情報が消えないようにする

問題の詳細と解決策

フローの設計

今回のフローでは以下のような手順でログアウトを実現しようとしていました

  1. 人の画像をクリック
  2. ログアウトボタンが表示される
  3. ログアウトボタンをクリック

発生したエラー

  • ログを見ると「人の画像はクリックできている」と表示されていました。
  • しかし、ログアウトボタンのセレクターエラーが発生。
    → ログアウトボタンが押せない原因として、
    「人の画像クリック後に画面が閉じている」と考えました。

解決策

人の画像をクリック → "ホバーアクティビティ" → ログアウトをクリック
このフローを組み直した結果、問題が解消され、正常にログアウトできるようになりました!


"ホバー"アクティビティの活用場面

私の中で、"ホバー"アクティビティはこう定義しました。

  • 予期せぬタイミングで画像や画面が変わってしまうのを防ぐ優秀なアクティビティ!

特に「特定の箇所をクリックした後、別のボタンを確実に押したい」場合に便利だと感じました。

活用例

例えば、Webサイトで、リソース>RPAとはをクリックしたい時。
この画面が閉じてしまったら困りますよね、、、
そういう時に、 検索ボックスにカーソルを合わせて情報を保持しつつ次の操作を行う
などが挙げられます。

image.png

引用元:https://www.uipath.com/ja/rpa/academy/faq


終わりに

再度お伝えしますが、本記事は個人の見解に基づいています。

"ホバー"アクティビティは、UiPathの中でもあまり知られていないマイナーな機能かもしれませんが、非常に有用です!
クリックのプロパティを変更することも有効な手段なため、クリックのプロパティも確認してみてください。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

<参考文献>
https://qiita.com/UmegayaRollcake/items/bf15d6463cbcb50d0886
https://blog-tips.sekenkodqx.jp/2020/10/12/uipath-activity-hover/

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