目次
1.はじめに
2.変数の定義方法
3.変数のネーミングルール
4.おわりに
1. はじめに
この記事では、Pythonの変数定義や変数のネーミングルールについて紹介します。
これまで、Pythonを少し書いていたことはありますが、きちんと理解して書いていたわけではなく、なんとなく書いて、とりあえず動けば良しとしてやってきました。
しかし、やはり胸を張って「Python書けます!」と言えるようになりたいと思い、基礎の基礎から勉強し直す覚悟を決めました。
そしてせっかくなら、その過程で学んだことを書いてみよう!
...ということで、今回は「変数」について学んだことをまとめてみました。
2. 変数の定義方法
Pythonでは、C言語などのように変数の型を明示的に指定する必要はなく、代入したい値を「=」の後ろに書くだけで型が決まります。
# 変数の定義
# [変数名] = [代入したい値]
example_1 = 5 # int型(整数)
example_2 = 1.25 # float型(浮動小数点数)
example_3 = "This is a string." # string型(文字列)
example_4 = True # bool型(ブール値)
3. 変数のネーミングルール
変数名は、基本的にはなんでも良いですが、以下のようなルールを守る必要があります。
また、こちらは必須ではありませんが、コードを読む際に、変数名から何に使われている変数なのかがわかるような変数名をつけることが望ましいです。
一般的な変数名の書き方は2パターンあります。
【OK】パターン1:camelCase
「camelCase」のように、最初を除いて各単語の1文字目を大文字にする書き方
【OK】パターン2:snake_case_variable
「snake_case_variable」のように、すべて小文字かつ、各単語をアンダースコアで区切る書き方(camelCaseより、こちらの方がよく使われる)
また、NGな書き方としては、以下3パターンがあります。
【NG】パターン1:4callingbirds
「4callingbirds」のように、数字から始まる変数名は使えません。
1文字目以外であれば、数字が入ってもOK!
【NG】パターン2:not okay
「not okay」のように、スペースが入る変数名も使えません。
【NG】パターン3:!please.avoid?$$
「!please.avoid?$$」のように、「$」「.」「!」「?」などの特殊文字が入る変数名も使えません。
まとめると以下。
変数名の例 | 説明 | OK/NG |
---|---|---|
camelCase | 各単語の1文字目を大文字(最初は除く) | OK |
numb3rsOk4yAfter1st | 1文字目以外に数字が入る | OK |
snake_case_variable | 全て小文字で、各単語を「_」で区切る | OK |
4callingbirds | 数字から始まる | NG |
not okay | スペースが入る | NG |
!please.avoid?$$ | 特殊文字が入る | NG |
4. おわりに
本記事では、変数の定義や変数名を決める際のネーミングルールについて紹介しました。
変数名の付け方一つで、基礎をきちんと学んでいるかどうかがわかりそうだなと感じました。(今までは適当に名前つけてた...恥ずかしい...。)
まだまだ、pythonのスペシャリストにはほど遠いですが、少しずつ学んでいこうと思います。