はじめに
こんにちは。えか太郎です。本記事ではLANケーブルのクロスとストレースの違いについて書きます
クロスケーブルとストレートケーブルの使い分け
LANポートには以下のように二種類あります。
1つ目が「ルーターやスイッチングハブのLANポート」、
2つ目が「パソコンのLANポート」です。
これらを相互に繋ぐ場合はストレートケーブル。(例えば、パソコンとハブ)
同じ種類同士を繋ぐ場合はクロスケーブルを使ってください。(例えば、パソコン同士、ルーターとハブをつなぐ場合)
スイッチングハブ、ルーター | パソコン | |
---|---|---|
スイッチングハブ、ルーター | クロスケーブル | ストレートケーブル |
パソコン | ストレートケーブル | クロスケーブル |
なぜクロスとストレートがあったのか。
これの原因は同じ形状のLANポートでも「パソコン」と「ルーターやハブ」では送信と受信のコネクタが逆向きになっているからです。間違ったケーブルを使うと送信端子同士、受信端子同士が接続されてしまい通信できなくなります。
現在での需要
現在は主にストレートケーブルが使われています。クロスケーブルは結線にいくつか種類があるため確認しておいたほうがいいかもしれないです。
2000年前後に相手のポートやLANケーブルの種類を判別して自動でクロスかストレートかを変える「オートMDI/MDI-X」という機能が搭載されるようになったので、現在はクロスケーブルもストレートケーブルも特に問題なく混在させて問題はありません。また1GbpsのLANには標準でこの機能は実装されているので「1000Base-TX」が付いている機器を購入すれば確実といえます。
今後
おそらくシリアルポートのように旧規格ならではのメリットもないのでおそらく廃れて、30年以上も前のすステムが残っているレガシーな環境でしか使われなくなるのではないでしょうか。
(シリアルポートは単純で安価であり、コンソール機能が高度に規格化され普及しているため、ネットワーク機器の分野で永く使用されている。シリアルポートはホストシステムからのソフトウェアサポートをほとんど必要としない。By wiki)