はじめに
えか太郎です。
先日投稿したpingコマンドについて書いたときに思った応答速度の19msのミリ秒って何?と思ったので情報について学ぶ上で避けられない接頭語について勉強したときの備忘録です
接頭語とは
接頭語とは大きすぎる数または小さすぎる数を表すときに単位に一つだけつけることでその単位自体を視覚的にわかりやすくするためにあります。国際単位系(SI)では24個の単位が設定されています。(2022年以前は4個すくない20個でした)
実用例
T(テラ)=10^12を使う
以下の式を見てほしい
1000000000000B/s = 1TB/s
0ばかりで数えたくないような13桁の数がわずか1桁で表示することができるようになりました。わかりやすくなるだけではなくヒューマンエラーのリスクを減らすという利点もあります。
逆に接頭語を使わないという選択(マーケティング的な選択)
また以下の式も見てください
1000GB(1024GB) = 1TB
知識のない人が見た場合どちらのほうが大きいと判断するでしょうか。単純に考えたら「1000>1」と思う可能性がそれなりにありそうだと私は勝手に思っています。
さらに、これは2010年代中頃のチラシに多く見られた表現ですがTB(テラバイト)の名称の普及度があまり高くなかったからかあえて1000GBと販売するものも見られました。必ずしも接頭語を使えばわかりやすくなるわけではないことに留意したほうが良いのではないでしょうか?
非常に短い時間を表す単位
1s
基準となる接頭語を付けないもの。10^0と考えることもできる。
1ms(ミリ)
10^-3秒=0.001秒
人間が反応できる速度は0.2秒程度とされているため相当早いことがわかる。1000ミリ秒が1秒と覚えれば問題ないと思います。
1μs(マイクロ)
10^-6秒
1ns(ナノ)
10^-9秒
先述したように接頭語は24個ある。
画像の出典