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生成AIを使った英語勉強法(3)

Last updated at Posted at 2024-05-11

今日も英会話のサークルに行ってきた。
たまたま外国人観光客が多いという話題になり、いろいろな意見を求められたのであるが、極端に言葉が出てこなかった。
これまでの自分の英語能力を分析すると、簡単な日常会話は問題ないが、自分の意見を述べるなどの状況になると、やはり言葉が出てこない。

課題感

やはりボキャブラリー。頭の中に無いものは、いくら考えても出てこない。辞書替わりになるような参加者がいれば、会場でなんて言えばいいのかを悩んで、そこで聞き出すもしくは、別の言い方をして、何とか切り抜けるという方法が選択される。
やはり記録と課題克服のフィードバック。瞬間には上記の対策で逃れたとしても、いつまでも同じことをやっていると、やはり成長しない。会話できなかった部分は、次回から克服できるように、言えることを増やしていく必要がある。そうしないと、会話のレパートリーが増やせないからだ。

脱線話

今回の敗因を分析してみたのであるが、前日に関西人の親戚と飲みに行き、かなりの時間を大阪弁トークしていたので、完全に脳の回路が日本語志向になってしまっていた。これも大きい。つまり英語の勉強を阻害する最大の要因は、日本語での会話である。実質的に丸一日、英会話教室に行って学習が進行したとしても、次の日に日本語での会議などで仕事をすると、その分、学習が逆転してしまうからだ。(もちろん、そんなことを言うと、学校教育で英語、国語などいう時間割を組むと、効果を打ち消してしまうのか?といえば、そうでもないかもしれない)

対策

まずは英語でのアウトプットを増やす。これは身近に英語の得意な人が居れば、英語で話すことが手っ取り早い。よく言うが外国人の恋人を作るのがベストなどともいうが、さすがに既婚者にはありえない選択だ。
SNSやインターネット上で英語での情報発信などもありだが、やはりリアルタイム性がない。動的なスキルの育成にはならない。
あとは生成AIを壁打ち代わりに利用するのもありだ。スマホ版のCHATGPTは会話が楽しめるので、是非とも利用すべきだろう。

アバターワールド

前回も構想を書いたが、少し拡張してアバターワールドというものを作り、いくつか話し相手を想定して作るというのもありだ。
アバターワールドに行くと、そこには英語を話す人のキャラクターや、シチュエーションがあって、その中で一定の目的をもって取り組む状況を再現できる。
アバターごとに会話の履歴を記憶するようにすれば、相手のことを理解したより高等なコミュニケーションができるようになる。
いったん描くべきところは、いわゆるバーチャルな世界を作り、そこでコミュニケーション能力をシミュレーションしていくことが、現時点ではもっとも最適解のように思える。

実際問題

おそらく上記のアプリは、この世のどこかで開発されているのは裕に予想できる。いつか出てくるとは思うが、おそらくはGPTの費用がかかることから、無料というのはありえないだろう。ただ、英会話学校のように膨大な費用にはならないと思われる。
そして、アバターとなると、その人が良く使うフレーズや単語など、人格を持ったほうがリアル感が増す。ここの部分は会話履歴を吸い上げれば、使用頻度をベクトル化してデータベースに記憶することで実現できる。

直近の課題

現時点では、古典的な学習方法に、何とか弱点克服のようなアプリを作りたい。

音声データは、MP3レコーダーで記憶 → これは音声→テキスト変換すれば可能。自分が話した部分を、生成AIに添削してもらうのが良いだろう。仕様としてはMP3アップロード、音声解析、会話診断。少し難しい部分は、発話者の認識ぐらいだ。ライブラリを少し調べてみることにする。

会話診断としては、まずは生成AIに話の流れを理解してもらわなければならない。
次に、文法的な訂正

ただし、難しいのは会話のログだけでは、自分がこういう風に言いたかったという(気持ち)の部分はログには残らない。
あとは現状認識。自分が知っている単語と言うのは、聞いてわかるレベルと、実際に使いこなすレベルというのは、まったく別問題だ。問題はやはり、後者の方で、単語は自由に使いこなせてナンボのものである。その際は、やはりフレーズという単位で、言いたいことをフレームワーク化させて、それをカラオケのレパートリーのように自分の中で増やしていく感覚に似ている。(ちなみに外国語のカラオケは別の方法論でクリアできる。https://qiita.com/EasyCording/items/96b19930ac7a5a250ce1

言語をプログラムに例えた考察

先ほどの例をプログラムに置き換えて言えば、関数がフレーズであり、単語が引数ということになる。

例) 外国人が日本にやってきて、京都の住民は迷惑している

関数 何々が原因で、こういう状況が起きているの説明する 
引数 外国人が日本にやってきて。京都の住民が迷惑している

例) 外国人が日本にやってきて、京都の住民は迷惑している

関数 世の中の進行状態をしめすことを説明する
引数 外国人、日本にやってくる
引数 京都の住民、迷惑している

結局のところ、プログラムにおける関数自体が文法であり、そこに品詞や句が引数になる。究極言えば、言語はプログラムなのである。そうであれば、言語を話す脳はコンピュータの実行環境なのだろう。

まとめ

  • 言語習得は一朝一夕にはいかない
  • 楽しみながら継続することが大事
  • テクノロジーも味方につけつつ、自分なりの学習法を作ること

参考記事

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