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Javaを使うためにJDKをインストールしたい

Last updated at Posted at 2023-05-27

JDKとは

JDK(Java Development Kit)は、Javaで開発を行うために使用されるソフトウェアパッケージです。JDKには、Javaプログラムのコンパイル、デバッグ、実行などを行うためのツールやライブラリが含まれています。

目的

Javaで開発をするためには、JDKが必要不可欠なので、今回はMacでJDKをダウンロード、インストールすることが目的になります

JDKが未インストールか確認する

次のコマンドはJavaコンパイラのバージョンを確認するコマンドです

$ javac -version

JDKにはjavaコンパイラが付属されている

JDKがインストールされているかどうかを確認するコマンドは見つかりませんでしたが、JDKをインストールするとjavaコンパイラが使用可能になっているため、javaコンパイラのバージョンが確認できない場合はJDKがインストールされていないと同義になります

JDKのダウンロード

スクリーンショット 2023-05-27 10.52.27.png

リンク先からJDKのダウンロードが可能です
今回、最新バージョンがJDK20だったので20をインストールします

JDKのダウンロードファイルはPCのOSやスペックによってリンク先が変わります

ARM64とかx64とか何を選べばいいのか

ARM64版とx64版が存在しますのでPCのアーキテクチャを次のコマンドで調べることでどのリンク先を選択すれば良いかがわかります

uname -m

著者の実行結果ではx86_64だったのでx86_64アーキテクチャを持つMacということがわかりました。そうなるとこの場合Intelのx86アーキテクチャの64ビット版が最適解になります。理由としてはx86_64アーキテクチャは一般的にx64とも呼ばれていますので、x64を選びました

Compressed ArchiveDMG Installerですが、あくまでどのような形式でファイルをダウンロードするかを示しているだけなので、結果的にはどちらもJDKパッケージが入っているのでどちらを選択しても問題ありません。

違いとしてはCompressed Archiveはファイルが圧縮された状態なので、ダウンロード後は解凍してからJDKファイルをダブルクリックしてインストールを実行するという手間があること、DMG InstallerはMacでしか開けないファイルをダウンロードすることを意味しており、お使いのOSがMacならばダウンロードしたファイルをダブルクリックしてすぐにJDKのインストールを始めることができます。

つまりはARM64か、X64なのか、ここだけ注意すればどちらの手段でインストールしても問題なさそうです。

JDKインストール

スクリーンショット 2023-05-27 11.19.23.png

スクリーンショット 2023-05-27 11.21.54.png

ダウンロードしたファイルを開くとJDKのインストールが始まります。特に選択することもなく"続ける"ボタンを押すだけなので簡単でした

ARM64とかx64とかどれを選べばいいのか

もう一度JDKがインストールされているかJavaコンパイラのインストール具合で確認します

$ javac -version

javac 20.0.1

javacのバージョンが確認できたのでどうやらJDKのインストールは正常に実施できたようです

JDKの環境変数を設定する

JDKをインストールしましたが、MacやWindows等でJDKを使えるようにするためにはOSに対してJDKがインストールされている場所を伝える必要があります。

環境変数を設定することで、システム(あなたのコンピュータ)に対してJDKの存在とパスを知らせることができ、これによりシステムはJDKのインストール場所を特定し、JDKに含まれるコマンドやライブラリにアクセスすることができるようになります。

Macで環境変数を設定する場合

・ターミナルで次のコマンドを実行します

$ nano ~/.bash_profile

・テキストエディタに以下の行を追加します
(JDKのバージョンに応じてパスを適切に修正する必要があります)

テキストに追加する内容
export JAVA_HOME="/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-<version>.jdk/Contents/Home"
export PATH="$JAVA_HOME/bin:$PATH"

・テキストエディタで Control + O を押した後、エンターキーで保存し、Control + X を押してテキストエディタを終了します。
・ターミナルで以下のコマンドを実行し、変更を反映させます

$ source ~/.bash_profile

JDKのパッケージパスを調べる

Macの場合、JDKのデフォルトのインストール先は次でした

/Library/Java/JavaVirtualMachines/

スクリーンショット 2023-05-27 14.28.08.png

よって環境変数に記述するパスは次のようになりました

/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-20.jdk/Contents/Home

動作確認

javaとjavaコンパイラをもう一度確認します。
結果、正常に表示できたのでJDKのインストールは完了になります

$ java -version

$ javac -version

もしも、別のバージョンに切り替えた場合など、バージョンが更新されない場合は、一度ターミナル(コマンドプロンプト)を終了し、再度開き直してから実行してください

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