Stackdriver Monitaringが使いにくい
GKEのモニタリングには、デフォルトでも利用できるStackdriver Monitaringを利用される場合が多いかと思われます。私もしばらくはStackdriverを使っていたのですが、以下のような不満があって別の方法を検討しました。
- 動作がとても重い
- メトリクスアラートが想定通りに動作しない
- GCPのダッシュボードと統合されてない
Kubernetes Applicationsで簡単にPrometheus + Grafanaのモニタリング環境構築
GKE上に自分でモニタリング環境を作るのは大変かと思っていたのですが、Kubernetes Applicationsを使うことで、とても簡単に実現できました。
手順としては、GCPのダッシュボード上でKubernetes Engine -> Applications -> Marketplaceからデプロイ
と進んで、一覧からPrometheus & Grafana
を選択して構成
ボタンを押します。そして、必要ならば設定項目を変更した上で、デプロイ
ボタンを押します。
基本的にこれだけで、GKE上にPrometheus + Grafanaのモニタリング環境が構築されます。
Grafanaを外部公開する
あとは、以下の手順をベースにしてGrafanaを外部公開します
Kubernetes Applicationsのデプロイで生成されたServiceを、各々の環境に合わせてアクセス可能にしましょう。