この記事はPHC BXC Advent Calendar 202212日目の記事です
株式会社PHC メディコム事業部 ビジネストランスフォーメーションセンター((以下、BXセンター))にSREとして転職し2ヶ月ほど経過したので感想とか
私の今までの経歴
新卒からこれまで何度か転職しましたが、所属していたのはいずれも所謂「今どきのWeb系企業」ばかりでした。なので企業文化的には似通った部分が多く、転職に際してカルチャーギャップを感じることは少なかったです。
それに対してPHCのメディコム事業部前身まで含めると創業50年の伝統のある組織です。BXセンターは社内ベンチャーに近いような立ち位置とはいえ入社後にギャップを感じないか不安でした。
期待通りだった点
転職する上で期待してた部分でギャップを感じなかった点とか。
裁量は大きい
これは立場にもよるし上司の方針による部分もあるかもですが、手を上げれば割となんでもやらせてもらえます。PHC自体は大企業ですが、BXセンターはまだ100人に満たない小さい組織なのでフットワークは軽いですね。
また、まだまだ各プロダクトの開発体制や基盤は整っているとは言い難いので、SREとしてはやることが多く退屈しません。
予算的なことがボトルネックになることは少ない
裁量が大きいのはいいことなのですが、ベンチャーとかだと資金的な余裕がないことが多いので予算的な部分がボトルネックになって新しいことをさせてもらえないということが往々にしてあります。実際に自分も何度も経験しました。BXセンターはベンチャー的な組織ですがPHC内での重点注力領域となっており安定的に予算が貰えているため、予算的な部分がボトルネックになることは少なさそうです。
有給が多い
今までの会社が少なかった訳ではないのですが、PHCはそれ以上に多いです。自分から見ると十二分な有給が一年目から付与されます。
ちょっと残念だった点
ある程度入社前から覚悟はしてたとはいえ不満を感じてる点です。いずれも大した問題じゃないですが。
Macユーザーが少なくWindowsユーザーが多い
これが一番大きいですね。私は本業・副業含めて10社以上関わってきましたが、自分の観測範囲内だとエンジニアはほぼ100%Macを使っていました。そもそも支給されるのがMac一択だった。
BXセンターでは支給されるPCはMac・Windowsどちらでも選択できますが、エンジニアでもWindowsを使ってる人が多いです。自分の中では「エンジニア=Macで開発」が常識だったので、これは驚きましたね。
メールのやり取りが必要・重要な連絡がメールで来る
今までも会社のEメール自体は存在していましたが、仕事のやりとりはほぼslackで完結するので、業務でメールを使うことはほぼありませんでした。社外の人とやりとりするのもslack or google workspaceだったり。BXセンターの組織内での連絡はslackで行われますが、全社的な連絡はメールできますし、人事的なやりとりもメールでしないといけません。私も社会人歴それなりに長くなってきましたが、仕事で日常的にメールを使うのはほぼ初めてでした。
社内システムが古すぎる
勤怠や事務などの社内システムが古過ぎます。今までの会社でも古いシステムを使い続けてるケースはありましたが、レベルが違います。MacのChromeだと動かなかったりする。
研修が多い
研修とは言ってもWebで受けるやつの話です。どの会社でも多かれ少なかれありますが、やっぱPHCは多いですね。しかも前述した古すぎるシステムの上に乗ってるので研修体験は悪い。
最後に
PHCのBXセンターはベンチャー気質で裁量が大きく、尚且つ資金的な余裕もあるので細かい予算のことを気にせずガンガン挑戦のできる珍しい環境だと思います。また「ちょっと残念だった点」に関しても、今後改善していくような動きもあります。
BXセンターに少しでも興味を持っていただけたらぜひ応募していただけますと嬉しいです!
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