Unreal EngineのソースコードはGithubで公開されていますが、
複数のバージョンなどの違い等を見たい時にすべてのコードをダウンロードして閲覧するのは意外と手間です。
また、ローカルドライブの空き容量が必要になってしまいます。
そこでブラウザ上で全文検索やサクサク閲覧できるGithubのウェブページはソースコードを読むのに便利です。
今回はブラウザ上でIDEの様にサイドバーでツリー表示と選択を行うことができるOctotreeというChromeアドオンを紹介します。
Octotreeを導入するとツリービューでファイルの選択が可能になるので、
以下GIFのようにリポジトリ内の構成をツリービューから辿るということが可能になり、
どこにいるかが分かりやすくなります。
Githubの機能にはなりますが、ブランチを変えてバージョンごとの違いを見たり、、、
インストール方法
Google Chromeに以下アドオンを追加します。
Octotree - Chrome ウェブストア
https://chrome.google.com/webstore/detail/octotree/bkhaagjahfmjljalopjnoealnfndnagc?hl=ja
設定方法
まず、Unreal Engineのソースコードを開くためにはEpicアカウントと
Githubアカウントを連携する必要があります。
GitHub接続 https://www.unrealengine.com/ja/ue4-on-github
次にGithubのUnrealEngineリポジトリを開き右側に表示されるOctotreeのボタンをクリックすると、
以下のようなアクセストークンを求められます。
Generate New tokenをクリックしてトークン作成ページを表示します。
以上の設定で使用できるようになります。ピン留めオプションを設定しておくと常に表示されて便利です。
アクセストークンについて詳しく知りたい方は以下を参照ください。
コマンドライン用の個人アクセストークンを作成する - GitHub ヘルプ
https://help.github.com/ja/github/authenticating-to-github/creating-a-personal-access-token-for-the-command-line
さいごに
Githubを活用すると、複数バージョンを入れることによって発生するローカル容量の枯渇を防いだり、
比較的マシンパワーが必要な全文検索を非力なマシンでも行うことが可能です。
プラグインを使用することによってIDEに近い見た目で見ることができるので有効活用して快適にソースコードを読みましょう。