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Epic Games Japan #2Advent Calendar 2019

Day 18

[UE4] OctotreeでUE4のソースコードを快適に読む

Last updated at Posted at 2019-12-17

Unreal EngineのソースコードはGithubで公開されていますが、
複数のバージョンなどの違い等を見たい時にすべてのコードをダウンロードして閲覧するのは意外と手間です。
また、ローカルドライブの空き容量が必要になってしまいます。
そこでブラウザ上で全文検索やサクサク閲覧できるGithubのウェブページはソースコードを読むのに便利です。
今回はブラウザ上でIDEの様にサイドバーでツリー表示と選択を行うことができるOctotreeというChromeアドオンを紹介します。
2019-12-17_16h36_42.png

Octotreeを導入するとツリービューでファイルの選択が可能になるので、
以下GIFのようにリポジトリ内の構成をツリービューから辿るということが可能になり、
どこにいるかが分かりやすくなります。
select0.gif

Githubの機能にはなりますが、ブランチを変えてバージョンごとの違いを見たり、、、
change.gif

リポジトリ内の全文検索も高速に行うことも可能です。
search.gif

インストール方法

Google Chromeに以下アドオンを追加します。
Octotree - Chrome ウェブストア
https://chrome.google.com/webstore/detail/octotree/bkhaagjahfmjljalopjnoealnfndnagc?hl=ja
2019-12-17_15h46_13.png

設定方法

まず、Unreal Engineのソースコードを開くためにはEpicアカウントと
Githubアカウントを連携する必要があります。
GitHub接続 https://www.unrealengine.com/ja/ue4-on-github

次にGithubのUnrealEngineリポジトリを開き右側に表示されるOctotreeのボタンをクリックすると、
以下のようなアクセストークンを求められます。
token.gif

Generate New tokenをクリックしてトークン作成ページを表示します。
2019-12-17_15h42_38.png

一番下のボタンをクリックすると生成が可能です。
screencapture-github-settings-tokens-new-2019-12-17-15_50_37.png

空欄にトークンを入力をして設定を完了します。
2019-12-17_15h55_33.png

以上の設定で使用できるようになります。ピン留めオプションを設定しておくと常に表示されて便利です。
2019-12-17_15h58_37.png

アクセストークンについて詳しく知りたい方は以下を参照ください。
コマンドライン用の個人アクセストークンを作成する - GitHub ヘルプ
https://help.github.com/ja/github/authenticating-to-github/creating-a-personal-access-token-for-the-command-line

さいごに

Githubを活用すると、複数バージョンを入れることによって発生するローカル容量の枯渇を防いだり、
比較的マシンパワーが必要な全文検索を非力なマシンでも行うことが可能です。
プラグインを使用することによってIDEに近い見た目で見ることができるので有効活用して快適にソースコードを読みましょう。

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