かっこいい魚眼効果が使いたい…!っていうこと、ありますよね。
そんなとき、基本的には
ポストプロセスマテリアルで加工したりワールドポジションオフセットで歪ませたり、というような対応をすることになるかと思うのですが、
実はUE4はコンソールコマンド**「r.Upscale.Panini.D」**でPaniniプロジェクションを適用することができます。
https://docs.unrealengine.com/ja/Engine/Rendering/PostProcessEffects/PaniniProjection/index.html
まず、FOVを高くしてパース感を強めます。
(今回は150に設定しています。)
この状態でも迫力は出ていると思うのですが、画面の端の方の歪み(伸び)が少し気になりますよね。
##r.Upscale.Panini.D 0.5(変更後)
そこでPaniniプロジェクションを適用すると、
このような感じで魚眼効果がかかったような画面に調整できます。
画面端の方の歪み(伸び)も緩和されていますね。
公式ドキュメントの解説にもあるように、
画面中心の解像度が厳しくなった場合は、処理負荷を代償にして**「r.ScreenPercentage」**で調整してみて下さい。
Paniniプロジェクションの実装は、PostProcessUpscale.usfの以下箇所です。
ちなみに、僕の手元で試してみましたところ、
4.23.1は問題なく動作しますが、4.24.0ではクラッシュしました……。
こちらの情報はメタリカさんに教えていただきました!
ありがとうございます!