はじめに
AIエージェントの台頭で調査や作業の多くを「AIに聞く」スタイルが当たり前になってきました。
とにかく便利で頼ってしまって当たり前なのですが、「AIが使えない場面だと途端に積んでしまう!漢字も書いていないと忘れちゃうし・・・」と急な不安が襲ってきている今日この頃でもあります。
AIは便利な道具ですが、結局のところ、道具を使いこなす力は自分の中にしかつかないですし、普段から手を動かして鍛えていないとなかなか本当の力はつきません。
障害対応時やAIに繋がらない環境、セキュリティポリシーで外部ツール禁止の現場——そんなときにサッとコマンドが出てくるかどうかで、エンジニアとしての地力が問われ、今後の大きな「差」として表れてくるのだろうと思います。
そんなわけで、自身のための振り返りも踏まえ、Unix系OS(RHEL/CentOSなど)を日常的に使うインフラエンジニアにとって必要な 「これは手入力できるくらいに慣れておけ!」 というコマンド例をテーマ別にまとめていこうと思います。
初心者の方は実際に叩いてみたり、どういうシーンで必要になるのか想像してみてください。
今回のテーマはcron関連です。
※各コマンドは環境・権限等に併せて実行してください
cron 関連
全ユーザーのcronジョブ一覧を表示
for user in $(cut -f1 -d: /etc/passwd); do echo $user; crontab -u $user -l; done
今日実行されたcronジョブだけ確認(ログ抽出 or ジャーナルコマンド)
grep CRON /var/log/cron | grep "$(date '+%b %e')"
or
journalctl -u crond --since today
cronジョブの実行失敗を確認(ログ抽出 or ジャーナルコマンド)
grep -i "error\|fail\|killed" /var/log/cron
or
journalctl -u crond -p err --since today
※上記はerrレベル(3)以上が対象。emerg(0)~debug(7)まで目的に併せて変更