前提
- Proxmox VE 8.4.1を使用
- コンテナ(CT)はDebian 12.7を使用
- Proxmoxの環境は構築済み
Proxmoxでコンテナ(CT)を作成
Proxmox VEのWEB GUIの右上にあるCreate CT
をクリックします。
Generalタブ
Templateタブ
Disksタブ
CPUタブ
Memoryタブ
Networkタブ
仮想マシン(VT)、コンテナ(CT)のIDとIPアドレスを合わせておくと覚えやすくて便利です。
DNSタブ
Confirmタブ
設定内容を確認し、右下のFinishボタンを押下してください。
コンテナ(CT)の設定変更
左側のビューに先ほど作成したコンテナ(CT)が追加されているので、選択してください。
ファイアウォールの設定
Firewall > Options
からFirewall
を有効にし、DHCP
とNDP
を無効にする。
セキュリティのために、Input Policyは必ずDROPにしてください。
利用するポートを開放
解放したポートは、53(DNS)、80(HTTP)、3000(AdGuard Home初期設定)になります。
初期設定が完了した後に、Port3000(AdGuard Home初期設定)は閉じてください
コンテナ(CT)の起動と初期設定
作成したコンテナ(CT)を選択し、右上にある▶ Start
ボタンを押下する。
起動するとConsole
メニューからログインすることができます。
コンテナ(CT)のアップデート
パッケージの更新を実施する。
apt update
apt upgrade -y
curlをインストール
AdGuard Homeインストールのためにcurlを使用するため、インストールする。
apt install curl -y
AdGuard Homeをインストール
公式のインストールコマンドを使用します。
AdGuard Homeのインストール
curl -s -S -L https://raw.githubusercontent.com/AdguardTeam/AdGuardHome/master/scripts/install.sh | sh -s -- -v
AdGuard Homeの初期設定
http://IPアドレス:3000/
にブラウザからアクセスし、初期設定を実施します。
最後に
今回は、自宅で勉強のためにProxmoxの環境を構築し、AdGuard Homeをインストールしたので、その際の手順を記載させていただきました。