環境
- Proxmox VE 8.4.1
- debian-12-standard
テンプレートの作成
テンプレートのダウンロード
local
> CT Templates
> Templates
の順にクリックし、テンプレートの一覧を表示する。
今回は、debian-12-standard
を選択し、右下のDownload
を押下します。
コンテナ(CT)の作成
Proxmox VEのWEB GUIの右上にあるCreate CT
を押下し設定を進めていきます。
Generalタブ
Templateタブ
Disksタブ
CPUタブ
Memoryタブ
メモリに余裕がある場合は、スワップを0
にすることをおすすめします。
Networkタブ
コンテナIDとIPアドレスの下3桁を合わせておくと覚えやすくておすすめです。
DNSタブ
Confirmタブ
設定内容を確認して問題なければ、Finish
を押下します。
コンテナ(CT)の設定
左側のビューに作成したコンテナが追加されているので、選択します。
オプション
Firewall
> Options
からFirewall
を有効にし、DHCP
とNDP
を無効にします。
セキュリティ確保のため、Input Policy
はDROP
にすることを推奨します。
細かいルールの追加は、左にあるFirewall
のメニューからできます。
ファイアウォール
AdGuard Homeを利用するために必要なポートを開放します。
解放するポートは下記になります。
- Port 53(DNS用)
- Port 80(AdGuard Home管理用)
- Port 3000(AdGuard Homeセットアップ用)
AdGuard Homeのセットアップ完了後には、3つ目のルールは削除を推奨します。
AdGuard Homeのインストール
作成したコンテナ(CT)を選択し、右上にあるStart
ボタンを押下します。
コンテナが起動すると、Console
からログインし下記の手順を進めていきます。
1. コンテナ(CT)のパッケージの更新
apt update
apt upgrade -y
2. 必要なパッケージのインストール
apt install curl -y
3. AdGuard Homeのインストール
curl -s -S -L https://raw.githubusercontent.com/AdguardTeam/AdGuardHome/master/scripts/install.sh | sh -s -- -v
公式のインストールコマンドを使用しています。
AdGuard Homeの初期設定
http://IPアドレス:3000
にブラウザからアクセスし、初期設定を進めていきます。
最後に
今回は、自宅で勉強のためにProxmoxの環境を構築し、AdGuard Homeをインストールしたので、その際の手順を記載させていただきました。