ソフト間の行き来等で何度もエクスポートしなければならないという時に便利なスクリプトを作りました。
書き出しのためのウィンドウを開かず上書きの確認もしないため効率的なエクスポートが可能です。
2020/08/30 更新 不要ノード削除機能の追加とリストの仕様を改善しました。
#機能
登録したオブジェクトを1クリックで指定したフォルダに上書きエクスポートする事ができます。
リストに登録したオブジェクトを全て書き出す他、リストから選択したオブジェクトだけを書き出す事もできます。
拡張子はma、mb、fbx、obj に対応しています。
###不要ノードの削除機能
2020/08/30の更新より命名規則に基づく不要なノードの削除機能を追加しました。
#導入方法
###1.
以下のスクリプトファイルをダウンロードし、
https://drive.google.com/open?id=1cj_5zgtxWYWZdZ2B0VUAYljhRoPh68lA
C:\Users\ユーザー名\Documents\maya\scripts (Mayaの全バージョンに導入)
C:\Users\ユーザー名\Documents\maya\20XX\ja_JP\scripts (バージョン単位の導入)
のいずれかに移動。Mayaを立ち上げていた場合再起動する。
###2.
以下のソースコードをスクリプトエディタのPythonタブに貼り付け、中ボタンでシェルフフィールドにドラッグ&ドロップ。
import SimpleExporter
SimpleExporter.Main().StartUp()
#使い方
###書き出しリストの操作
・追加 → ビューポート上で選択したオブジェクトを登録。2020/08/30の更新により親ノードが追加されるようになりました
・削除 → リスト上で選択したオブジェクトを削除
・クリア → リストをクリア
###書き出し設定
・パス → 右の「参照」でエクスポート先のフォルダを選択。直接入力でも可
・拡張子 → mayaAscii、mayaBinary、fbx、obj から選択
###書き出し方
・リストを書き出し → リストに登録されているオブジェクトを全て書き出す
・リストの選択を書き出し → リスト上で選択したオブジェクトを書き出す
###追加機能
・末尾に次の文字が含まれるノードを削除 →
ノードの後ろに特定の文字列が入ってるノードを自動で削除してくれます。「,」で区切る事で複数の文字列に対応します。空白は無視されます。
・元に戻す → 単純なUndoです。上機能で不要ノードが削除されるので確認後編集に戻りたい場合は一度Undoしてください。