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この記事はうるるAdvent Calendar 2022の24日目の記事です。

はじめに

初めまして。
株式会社うるるにて、PdMをしている堂上と申します。
PdMになってまだ数ヶ月のひよっこPdMです。

久しぶりのアドベントカレンダーということで、若干興奮していますが
弊社のメンバーが良記事ばかり書いているのを見ていて
技術から離れた期間が長い身としては、すこし寂しい気持ちがあるので
今回はネタ記事を書いてみなさんの気を引こうと思います。

ぜひ温かい心でお見守り下さい。

アジェンダ

  • はじめに
  • 第一章:PMF(プロダクトマーケットフィット)
  • 第二章:マーケティング
  • 第三章:プロダクトの価値磨き
  • まとめ

今回のテーマ

本記事は
「クリスマスに彼女がいない男性」向けのものとなっております。
もし、そうではない方は、「いいね」だけ押していただき、ブラウザを閉じていただきますことを強く推奨いたします。

さて、本記事のタイトルに惹かれた皆さんはきっと
明日はクリスマスだというのにお一人、、なのでしょう...
本記事はそんなみなさんへのクリスマスプレゼントです。来年こそは絶対に彼女を作りましょう。
そして、世の中が和気藹々とクリスマスムードに包まれている中、Qiitaを見ている勉強熱心な皆さんは本当に素晴らしいです!
技術と知識を手に入れ、来年こそは素敵なクリスマスを過ごしましょう!

本記事ではプロダクトマネジメントの考えを学びながら
効率的に彼女を作る方法をご紹介いたします。

第一章:PMF(プロダクトマーケットフィット)

彼女を作るためのプロダクトマネジメントにおいて
まず最初に考えるべきことは
どんな市場にどんなプロダクトを投下するか? ということです。
いわゆるPMF(プロダクトマーケットフィット)です。

そのためには自分というプロダクトが、どんな恋愛市場にフィットするかを考えなければなりません。
例えば、恋愛市場には以下のようなものがあります。

  • マッチングアプリ
  • 街コン、合コン
  • 居酒屋やバーなど

他にもいろいろありますが
今回は手っ取り早くマッチングアプリの市場を狙います。
スクリーンショット 2022-12-24 14.12.23.png

理由は簡単で、”とにかくリーチ数が多く稼ぐことができるから”です。
また、昨今の社会情勢も相まって、昨今マッチングアプリ市場が非常に活発になってきています。このチャンスは逃せません。

アプリの選定

PMFの考え方として重要なことは
「どのマッチングアプリが合うのか」という点です。

マッチングアプリも最近はスタートアップなどたくさんのアプリがリリースされています。
無駄なくプロダクトを成功に導くために、自分にマッチするアプリを選定しましょう。

「マッチングアプリ 比較」などでGoogle検索をすればそれぞれの特徴が出てきますので参考にしてみてください。
有名どころだと以下のようなアプリがあります

  • タップル
  • Pairs
  • with

個人的には
20代前半ならタップル・With、20代後半以降なら、Pairs
などといった棲み分けになると思います。
またユーザーの属性も異なってくるため、しっかりとリサーチをしておきます。

まずはアプリを選びましょう!

第二章:マーケティング

プロダクトマネジメントではマーケティングの理解が重要になってきます。
マーケティングと言っても奥は深いので、今回は入門的にご紹介していきながら彼女を作っていきます。

マッチングアプリでの彼女を作るまでの基本的な流れは以下のようになります

  • プロフィール作成(写真・文章)
  • いいねをする
  • マッチングする
  • メッセージを重ねる
  • デートをする
  • (デートを数回重ねて)お付き合いをする

※近年出てきたアプリではメッセージがないものもありますが、今回は従来のものを参考にしています
※アプリによって中間の動線にさまざまな特色がありますが、ここでは触れません。

彼女を作るまでの流れにおいては、「ファネル分析」を用いて考えます。
スクリーンショット 2022-12-24 14.47.24.png

各プロセスにおいて、ユーザー数が激減していく様子が見て取れます。
つまり、彼女を作るためにはこのファネルを理解し、各プロセスの数値を向上させていかなければなりません。

では、どのように考えていけばいいのかを図でまとめました。
スクリーンショット 2022-12-24 14.55.04.png

そして、プロダクト開発をしていく上では、特にユーザーの入口側(ファネルの上側)から施策を攻めていくのがいいでしょう。
この場合は、「マッチング率」と「初回返信率」が特に重要なKPIとなります。

深く触れすぎてしまうと、長すぎてしまうため
大変心苦しいのですが、今回はマッチング率のみにフォーカスして具体的な施策を紹介します。

マッチング率向上のための施策

それではマッチング率向上のために何ができるでしょうか。
それを考える前に一度、ユーザー目線に立ち返る必要があります。
そして実は、マッチングアプリにおける最も大きなハードルはここになります。

なぜならば、女性ユーザーは日々大量の「いいね」が届き、通知が鳴り止みません。
アプリにもよりますが、マッチングアプリのユーザー男女比は
男:女=7:3、と圧倒的に男性が多い市場です。

つまり我々は、マッチングアプリ市場に足を踏み入れた時点で
競合相手が非常に多い状況だということを理解しなければいけません。

そして、マッチング率の低さこそが多くの男性を悩ませ
同時に、選ぶ対象が多すぎるという女性側の悩みにもなっているというわけです。

こういったユーザー目線や市場の状況を掴むこともプロダクトマネジメントでは大変重要です。
ではユーザー(女性)は、プロダクト(男性)に何を求めているのでしょうか。

そう、「イケメン・高身長・高収入」です。

半分冗談です。(笑)

基本的に、考えるべきことは競合との差別化です。
その上で大事なのは一つだけです。

「雰囲気が良さそう」と感じてもらうこと

雰囲気が良さそうと感じてもらうためには
まずしっかりとしたプロフィール写真を用意する必要があります。

例えばこんな写真です。
スクリーンショット 2022-12-24 15.17.06.png

※僕自身の写真です。個人的には最高にイケていますが、真似はしないでください(笑)

特に、第三者にカメラで撮ってもらう写真の方が出来栄えはよく、ユーザーから好印象を獲得することができます。
この3パターンを抑えれば雰囲気が良さそうと感じてもらいやすいです。

  • 顔がしっかり見える写真
  • 体全体のシルエットが見える写真
  • ペットと一緒に写っている写真

写真がお手元にない方は
出張撮影プラットフォームのOurPhotoという素敵なサービスがありますので、ぜひご活用することをお勧めいたします。
プロのフォトグラファー目線でイケてる写真を撮ってもらいましょう。

次に、いいねの数は限られているため、確実にマッチング率を上げるためには
しっかりとターゲットユーザーを設定した上で「いいねを実施」する ことが必要です。

その上で意識すべきことは以下の二つです。

  • 自分の属性と合うユーザー属性を狙って「いいね」をする
  • いいねをする時間帯は夜の20~22時

アプリにより差はありますが
趣味や性格、いきたい場所などをベースにユーザーを探すことができます。
何かしらの共通点がある方が関係は深めやすく、好感も得やすい ので、必ず抑えましょう。
適当にいいねをしていたらいつまで経ってもマッチング率は上がりません。

もう一つは、時間帯です。
先ほど、女性側は通知が鳴り止まない、とお話ししましたが
実は女性は通知をオフにしているケースがほとんどです。
仕事が終わり、自宅に帰り、やっと一息、暇になった時間帯にマッチングアプリを開きます。
それが、夜ご飯どきの夜20~22時 なのです。
そういったユーザーのイメージも強く持ちつつ「いいね」をしましょう。
「◯◯さん、お仕事お疲れ様」と心の中で呟きながらいいねをする気持ちを忘れずに。

このようにして、ファネル分析をした後に、一つ一つ重要なところから施策を考えながら行動をしていけばCVRは自ずと上がっていくことにつながります。

全体の施策もまとめたファネル分析の例も最後にお見せします。
スクリーンショット 2022-12-24 15.05.10.png

第三章:プロダクトの価値磨き

ここまできたあなたは
彼女ができるまで、あと一歩のところまで来ています。
さて、ここで考えてみて欲しいことがあります。

「あなたにとって、素晴らしいプロダクトはなんでしょうか?」

僕個人的には、Google WorkspaseやYoutube、Amazonなどはweb・アプリ系では一番素晴らしいと思っています。
ハードウェアで言うとMacBookは好きですし、リアル店舗などで置き換えてみても、何度も通ってしまうようなラーメン屋さんなんかもあります。

そのどれもが素晴らしいユーザー体験を提供できているのです。
つまり、どれだけユーザーを獲得できたとしても
素晴らしいユーザー体験を提供できなければいけません。

では恋愛市場における素晴らしいプロダクトとはどんなものでしょうか
本当に「イケメン・高身長・高収入」だけなのでしょうか?

確かに、見た目も大事かもしれませんが
大切なことはユーザー体験、すなわち心を動かすことにあります。

ユーザーが何を求めているのかを常に考え、それを言葉や行動で表現し、伝えること。

一言でまとめると簡単ですが非常に難しいですよね...
ですが、ここを考え抜き、実践に落とし込みながらたくさんの失敗をし
プロダクトの成功へ近づけていくことこそがプロダクトマネジメントなのです。

まとめ

  • PMFでは、自分にマッチする恋愛市場を見つけよう
  • ファネル分析をし、ユーザーの入口に近いところから施策を打とう
  • 最高のユーザー体験を届けることを常に意識しよう

さいごに

いかがでしたでしょうか。
尺の都合上、全てを細かくお話ができなかったのが心苦しいですが
このようにマーケティングの観点から整理し、地道に施策を実行していく。
そして、ユーザー体験を1番に考えることこそがプロダクトマネジメントの第一歩になります。

そして、あなたに彼女ができた時
プロダクトマネジメントも完全に理解した状態になるでよう。

来年こそはぜひ素敵な彼女さんとクリスマスをお過ごしください。

それでは、良いお年を。

明日はhokutohagiさんの記事です!
是非お楽しみください!

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