AWS認定でおそらく最も人気のある「ソリューションアーキテクト - アソシエイト」ですが、2020年3月23日以降より新バージョン(SAA-C02)となります。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/
旧バージョン(SAA-C01)を利用できるのは2020年3月22日までなので、どちらを受験するか迷っている人や、すでに認定取得済みの人の為に、どれくらい違うのかを比較してみようと思います。
試験範囲の概要
SAA-C01
分野 | 試験における比重 |
---|---|
回復性の高いアーキテクチャを設計する | 34% |
パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する | 24% |
セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する | 26% |
コスト最適化アーキテクチャを設計する | 10% |
オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する | 6% |
合計 | 100% |
SAA-C02
分野 | 試験における比重 |
---|---|
レジリエントアーキテクチャの設計 | 30% |
高パフォーマンスアーキテクチャの設計 | 28% |
セキュアなアプリケーションとアーキテクチャの設計 | 24% |
コスト最適化アーキテクチャの設計 | 18% |
合計 | 100% |
分野としては1つ減り、その分各分野の比率が上がった感じになっています。
名前こそ大きく変わったものもありますが、問われる知識は変わりません。
比較
分野 | SAA-C01の比率 | SAA-C02の比率 | 差 |
---|---|---|---|
回復性(レジリエント)の高いアーキテクチャを設計する | 34% | 30% | -4% |
パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する | 24% | 28% | +4% |
セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する | 26% | 24% | -2% |
コスト最適化アーキテクチャを設計する | 10% | 18% | +8% |
オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する | 6% | 0% | -6% |
特にコスト最適化の部分に重みが寄った感じになったようです。
この辺りを意識するとよいかもしれません。