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TechAcademyが無料公開している「HTML・CSS入門講座」を受講する~CSS第4の1回~

Last updated at Posted at 2020-06-25

アジェンダ

  • フォント
  • 文字のスタイル
  • 文字のスモールキャップ
  • 文字の太さ
  • 行間(行の幅)
  • 文字の配置
  • 実践

フォント

フォントを指定する場合、以下のように書く。

font-famiry: フォント名1, フォント名2, フォント名3, ...;

フォントには次のようなルールがある。

  • 複数のフォントを指定した場合、先に記載したフォントが優先して使用される。
  • 閲覧者のPCに、指定したフォントがない場合、次に記載したフォントが使用される。
  • 閲覧者のPCに、記載したフォントが全てない場合、初期値のフォントが使用される。

閲覧者ごとにWebページの見た目が著しく変わってしまうことを防ぐために、最後に以下のフォントを指定するのが好ましい。

serif
明朝のように、文字の端に突起(?)が付いているフォント。
sans-serif
ゴシックのように、文字の太さが統一されているフォント。
monospace
全ての文字の幅が等しいフォント。主にソースコードを表示させる時に用いる。

文字のスタイル

文字のスタイルを指定する場合、以下のように書く。

font-style: 値;

値は以下の単語で指定する。

normal
通常
italic
斜体
oblique
斜体
inherit
親要素の値を引き継ぐ

文字のスモールキャップ

文字のスモールキャップを指定する場合、以下のように書く。

font-variant: 値;

値は以下の単語で指定する。

normal
通常
small-caps
スモールキャップを適応させる(全てのアルファベットは、表記は大文字・サイズは小文字で表示される)
inherit
親要素の値を引き継ぐ

文字の太さ

文字の太さを指定する場合、以下のように書く。

font-weight: 値;

値は、単語か数値で指定する。
単語は、以下のようなものが存在する。

lighter
やや細い。
normal
普通(数値の400と等しい)
bolder
やや太い
bold
太い(数値の700と等しい)
inherit
親要素の値を引き継ぐ
尚、フォントによっては、表現できない太さが存在する場合がある。 表現できない場合、指定が無視され、デフォルトの太さが使用される。

行間(行の幅)

行間を指定する場合、以下のように書く。

line-height: 値;

値は数値で指定する。

lihe-heightの示す幅は以下の画像の通り。
行間というよりは、行の幅である。
line-height.png

文字の配置

文字の配置を指定する場合、以下のように書く。

text-align: 値;

値は単語で指定する。
単語は、以下のようなものが存在する。

left
左寄せ
center
中央寄せ
right
右寄せ
justify
両端揃え(アルファベットの文書のみ可能)
# 実践 上記内容を用いて、以下のindex.htmlとstyle.cssを作成した。
index.html
<!DOCTYPE html>

<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <link type="text/css" rel="stylesheet" href="./style.css">
    <title>ふぉんとぉ?</title>
  </head>
  <body>
    <h1>Is that font?</h1>
    <p class="serif left">この行はserifで表示しています!</p>
    <p class="sans-serif center">この行はsans-serifで表示しています!</p>
    <p class="monospace right">この行はmonospaceで表示しています!</p>
  </body>
</html>
style.css
h1 {
  font-variant: small-caps;
}

.serif {
  font-family: serif;
  font-style: normal;
}

.sans-serif {
  font-family: sans-serif;
  font-style: italic;
}

.monospace {
  font-family: monospace;
  font-style: oblique;
}

.left {
  text-align: left;
}

.center {
  text-align: center;
}

.right {
  text-align: right;
}

これをWebブラウザに表示させるとこんな感じ。
index.png
sans-serifの日本語フォントは斜体に対応していないが、monospaceの日本語フォントは斜体に対応しているようだ。
また、small-capsはちょっとおしゃれ。

おわりに

今回は、フォントについて学んだ。
読みやすく、かつおしゃれなサイトを作るためには、フォントや表記はとても重要だ。

次回 >> ここ

参考

4-1 フォントの指定(CSSの文字とリスト)
4-2 文字の太さの指定(CSSの文字とリスト)
4-3 文字のスタイルの指定(CSSの文字とリスト)
4-4 行間の指定(CSSの文字とリスト)
4-5 文字の配置(CSSの文字とリスト)

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