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打ち合わせが終わったら、AIが議事録を仕上げる|文字起こしツール活用のはじめ方

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打ち合わせが終わったら、AIが議事録を仕上げる|文字起こしツール活用のはじめ方

本記事は、株式会社DnD(https://dnd-inc.jp)のコラムを一部編集して掲載しています。
初出: https://dnd-inc.jp/blog/ai-meeting-minutes-automation.html

会議のたびに30分〜1時間かけて議事録を書いていませんか。AI文字起こしツールを使えば、録音データから「発言者ごとの発言内容」「決定事項」「次のアクション」を自動でまとめた議事録の骨子を数分で生成できます。ツールの選び方、セキュリティの考え方、スモールスタートの3ステップを整理します。

この記事の要点

  • AI文字起こしツールは録音・文字起こし・要約・アクション抽出までを一気通貫で行い、議事録作成時間を大幅に短縮できる。
  • 主要3ツール(Notta・tldv・Rimo Voice)はそれぞれ強みが異なり、用途と予算に合わせて選ぶことが重要。
  • まず無料プランで精度を確認し、「骨子はAI、仕上げは人」の役割分担で始めるのが最もリスクが低い。

会議後の議事録、1本あたり何分かかっていますか?

「メモを取りながら話を聞くのが難しい」「会議が終わってから思い出しながら書くと30分以上かかる」——そんな声は、規模を問わず多くの企業から聞こえます。1回30分の議事録作業が週に3回あれば、月間で6時間以上が記録業務だけに消えていく計算です。
この作業の多くは、会議音声さえあればAIが代替できます。2026年現在、AI文字起こしツールは「録音→文字起こし→要約→アクション抽出」までを数分でこなせる水準に達しています。

AI議事録ツールは、何をしてくれるのか

AI議事録ツールの基本的なしくみは、次の3ステップです。

  • ① 録音・取り込み:ZoomやTeams、Google Meetなどの会議ツールに自動参加して録音するか、録音済みの音声ファイルをアップロードする。
  • ② 文字起こし・話者分離:音声認識エンジンが発言を文字に変換し、誰が何を言ったかを識別(話者分類)する。
  • ③ 要約・アクション抽出:文字起こし全文をAIが解析し、決定事項・宿題・次のアクションをリスト化して議事録の骨子を生成する。
    人がやることは、生成された骨子を一読して専門用語・固有名詞の誤変換を直し、文脈を補足することだけです。作業時間は「書く」から「確認・仕上げ」に変わり、大幅に短縮できます。

主要3ツールを比較する

2026年現在、中小企業が使いやすいAI議事録ツールとして代表的な3つを整理します。なお料金・仕様は変更される場合があるため、導入前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

Notta(ノッタ)

Notta は日本語を含む58言語に対応した文字起こし・要約ツールです。Zoom・Teams・Google Meetとのカレンダー連携で会議に自動参加して録音・文字起こしを行います。月120分まで無料で利用でき、精度を試しやすいのが特徴です。プロプランは月額1,200円程度(2026年4月時点)。Web会議が主体の企業や、まず試してみたい場合に向いています。

tldv(ティーエルディービー)

tldv はZoom・Google Meet・Teamsに対応し、会議中にリアルタイムで要約とタスク抽出を行う実務向けツールです。基本機能は無料で使え、会議の特定の発言にタイムスタンプでコメントを付けて共有できる機能が便利です。海外拠点との英語会議にも使いやすく、日英混在の会議が多いチームに向いています。

Rimo Voice(リモボイス)

Rimo Voice は日本語特化の文字起こしサービスで、業界最高水準とされる高精度の日本語認識が特徴です。方言・専門用語・早口にも対応しており、専門的な話し合いや議論の多い会議での精度を重視する場合に向いています。法人向けセキュリティ対応も充実しており、情報管理を重視する企業に選ばれています。

使い始める前に決めておくべきこと

ツールを導入する前に、社内で以下の3点を確認・決定しておくと、後からのトラブルを防げます。

  • 対象会議の選定:全社会議・週次定例・営業打ち合わせなど、まずどの会議から始めるかを決める。秘匿性の高い会議は後回しにするのが無難。
  • 情報管理ルール:議事録データをクラウドに保存することへの参加者への説明・同意取得、アクセス権限の設定を事前に整理する。
  • 確認担当の決定:AIが生成した議事録骨子を誰が確認・修正して共有するか、役割を明確にしておく。

セキュリティはどう考えるか

会議内容をクラウドサービスへ送信することに不安を感じる担当者も多くいます。主要ツールは暗号化通信・アクセス制御・データ保持ポリシーを設けていますが、すべての会議に同じツールを使う必要はありません。

  • 社内の定例会議や業務共有会議 → クラウド型ツールで問題ないことが多い。
  • M&A交渉・人事・法務・個人情報を含む会議 → ツールの利用規約を確認し、場合によっては録音自体を控える。
    「会議の種類によって使い分ける」という判断基準を社内ルールとして設けると、セキュリティと利便性のバランスを取りやすくなります。

スモールスタートの3ステップ

まずは次の3ステップで始めることを推奨します。

  • ① 無料プランで2週間試す:Notta またはtldvの無料プランを使い、自社の会議でどの程度の精度が出るか確認する。専門用語や業界固有の言葉の誤変換頻度を把握する。
  • ② 1種類の会議に絞って本格運用:精度・使い勝手が確認できたら、週次定例など固定化された1つの会議だけに絞って有料プランを試す。成功体験を積んでから他の会議に横展開する。
  • ③ 役割分担・共有フローを仕組み化:「AIで骨子生成 → 担当者が5分で確認・修正 → Slackやメールで共有」というフローをテンプレート化し、誰がやっても同じクオリティで回せる状態にする。

まとめ

会議後の議事録作成は、AI文字起こしツールで大幅に省力化できる業務のひとつです。完璧な自動化を目指すのではなく、「骨子はAI、仕上げは人」という役割分担を意識しながら、まず1つの会議から試してみることが最初の一歩です。毎月何時間もの記録業務に追われているなら、今すぐ無料プランを触ってみる価値があります。

よくある質問

Web会議と対面会議、どちらがAI議事録ツールを使いやすいですか?

ZoomやTeams、Google MeetなどのWeb会議ツールとの連携機能を持つAI議事録ツールが多く、Web会議の方がセットアップは簡単です。対面会議でも、スマートフォンやICレコーダー代わりのデバイスで録音すれば多くのツールで文字起こしできますが、マイク品質や周囲の雑音が精度に影響します。

AI議事録の精度はどの程度信頼できますか?

2026年現在、主要ツールの日本語文字起こし精度は概ね90〜97%水準です。ただし専門用語・固有名詞・業界用語は誤変換されやすいため、完成前に人が一読して確認することが前提です。AIが「骨子を作る」役割を担い、人が「仕上げ・確認」を担うという役割分担が現実的です。

会議内容をクラウドサービスに送信することへの情報漏洩リスクが心配です。

主要なAI議事録ツールは暗号化通信・アクセス制御・データ保持ポリシーを設けていますが、秘匿性の高い会議(M&A交渉・個人情報を含む案件等)では利用規約とセキュリティポリシーの確認が必要です。機密度に応じてツールを使い分けるか、ローカル処理型の製品を検討してください。

無料で試せるAI議事録ツールはありますか?

Notta(月120分まで無料)やtldv(基本機能は無料)など、無料プランを提供しているツールがあります。まず1〜2週間無料プランを使って精度・使い勝手を確認してから有料プランに移行するのがスモールスタートとして最も低リスクです。


この記事は株式会社DnD(業務効率化・DXパートナー)が運営するコラムの転載です。
▶ 初出・全文: https://dnd-inc.jp/blog/ai-meeting-minutes-automation.html
▶ お問い合わせ: https://dnd-inc.jp/contact.html

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