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Micro PythonでRaspberry Pi Picoを遊んでみる

Last updated at Posted at 2021-08-05

1. はじめに

Raspberry PI Pico は、驚くべきコスパが良いラズパイです。これをMicro Pythonで使ってみます。使用したマシンは、Windows 10です。

2. ファームウェアのインストール

Micro Pythonを使用するには、Raspbery Pi Picoにファームウェアをインストールする必要があります。

Firmware for Raspberry Pi Pico のサイトからファームウェアをダウンロードします。最新の安定板(rp2-pico-20210618-v1.16.uf2)をダウンロードしました。

PicoのBootselボタンを押しながらPicoをPCに接続すると、PCからPicoがドライブとして認識されます。

ここに、先ほどダウンロードしたファームウェアをコピーします。コピーが完了すると、自動的にPicoが再起動します。ドライブとして認識されなくなり、Micro Pythonが動作します。

3. 開発環境IDE(Thonny)の準備

Python IDEのThonnyを使います。

3.1 ダウンロード・インストール

Thonnyは、https://thonny.orgよりダウンロードできます。

今回は、Windows 10を使うので、Windows用のインストーラをダウンロードします。このページの一番上から”for Windows”を選んでインストーラをダウンロード。今のところ”thonny-3.3.13.exe”でした。

インストールを実行します。

3.2 ちょっと設定

Thonnyを起動します。起動時に「Raspberry pi」を選択します。

3.2.1 メニューの日本語化

ツール->Optionsで、Languageを日本語にします。できないときは、画面右上で「Switch to regular mode」を押して、再起動します。

3.2.2 ファイルの表示

PCとRaspberry pi Pico のファイルを両方見えるようにする。

表示->ファイル をチェックします。

3.2.3 インタプリタの設定

ツール->Options のインタープリタ タブ で 上のコンボボックスで「MicroPython(Raspberry Pi Pico)」を選択します。

3.3 Thonnyの画面

うまくセットアップが完成すると、以下のような画面になります。
thonny.png

左上がローカルPCフォルダ、左下がPicoのフォルダ、右上がファイルの内容、右下がシリアルコンソール(REPL)になります。

4. つかってみる

Picoのフォルダに、main.pyという名前で付けたファイルがPicoの電源投入時に起動します。

main.pyというファイルをつくり、以下のコードを書いて保存します。

from machine import Pin
import utime
led = Pin(25, Pin.OUT)
while True:
    led.toggle()
    utime.sleep_ms(200)

PicoでPin25は内臓LEDにつながっています。Thonnyの画面上部の三角ボタン(Run currentscript)ボタンを押すか、Picoを再接続すると、内臓LEDが200ms毎に点滅します。

Pico.jpg

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