Claude Code の Max プランを契約しているなら、ANTHROPIC_API_KEY の扱いには注意が必要です。
結論を先に言います。
Max プランの料金と API 従量課金は別の課金経路です。ANTHROPIC_API_KEY を環境変数に設定すると、Max プランの月額とは別に、使った分だけ API 料金が追加で発生します。
課金経路の構造
| 利用経路 | 認証 | 課金 |
|---|---|---|
| Claude Code CLI(インタラクティブ) | Claude.ai セッション | Max プランのセッション枠から消費 |
| ANTHROPIC_API_KEY 経由(API 直接) | API キー | 使ったトークン分だけ従量課金 |
| claude-code-action(GitHub Actions) | ANTHROPIC_API_KEY 必須 | 従量課金(Maxプランは無関係) |
Max プランは「Claude.ai のセッション経由で動く Claude Code」をカバーするものです。ANTHROPIC_API_KEY を直接使う場合は、Max プランの枠に関わらず、別途 API の従量料金が発生します。
よくある誤解パターン
- GitHub Actions の設定で
ANTHROPIC_API_KEYをシークレットに登録した -
.envファイルに API キーを設定してある - Max プランなので「制限内でどう使っても同じコスト」と思っていた
- Anthropic Console の Usage タブを最近確認していない
確認手順
1. ANTHROPIC_API_KEY の設定箇所を確認
# ローカル環境の確認
echo $ANTHROPIC_API_KEY
# .env ファイルの確認
grep -r "ANTHROPIC_API_KEY" ~/.zshrc ~/.bashrc ~/.bash_profile .env* 2>/dev/null
GitHub Actions を使っている場合は、リポジトリの Settings > Secrets and variables も確認してください。
2. Anthropic Console で使用量を確認
console.anthropic.com → Usage タブ
ここで API 経由のトークン使用量と月次コストが確認できます。Max プランのみ使っていれば API コストは 0 のはずです。何か数字が出ていたら、意図せず API 経由で使用が発生していた可能性があります。
GitHub Actions で claude-code-action を使う場合の判断
anthropics/claude-code-action は ANTHROPIC_API_KEY が必須で、従量課金になります。選択肢は2つです:
A. API 課金前提で設計する
- API 従量課金のコストを把握した上で、使用量を抑える設計にする
- 意図的に「Max プランとは別コスト」として管理する
B. API キー不要のアーキテクチャに切り替える
- Claude Code のインタラクティブセッションで手動実行する
- API キーを使わないスクリプト設計にする
今日やること(3つ)
- Anthropic Console の Usage タブを開いて今月の API 使用量を確認する
- ANTHROPIC_API_KEY が設定されている場所を全部リストアップする
- 意図して使っていない場合は削除し、Max プランのみの設計に戻す
詳細な判断軸と実装ログは masatoman.net で公開しています。