はじめに
文字列を比較する時は、int型のように単純に(int1 == int2)
では比較ができません。
文字列の比較をする時には、比較演算子ではなく、文字列メソッドの1つである**equals()**を使います。
文字列の比較 - equals()
**equals()**の使い方は極めて簡単で、引数に比較したい文字列を入れるだけです。
例えば以下のように使います。
if(String1.equals(String2)){
// 実行したい命令
}
if文の条件を決める時には、()内にString1.equals(String2)
を入れればOKです。
おまけ
equals()メソッドを学んだついでに、正規表現やその比較法、文字列の取り出し方について紹介します。
正規表現とは?
正規表現とは、パターン化された文字列を表現したい時に用いる書き方です。
例えば、郵便番号やクレジットカード番号を表現する時に使います。
詳しい使い方については、正規表現の基本にわかりやすく書いてあるので、確認してみてください。
正規表現の比較 - matches()
正規表現を用いた変数を比較する場合は、matches()
を使います。
if(String1.matches(String2)){
// 実行したい命令
}
使い方はequals()
とあまり変わりません。
文字列を取り出す - substring()
特定の文字列を取り出したい場合は、substring()
を使います。
第1引数には文字列の始まりである開始インデックスを、第2引数には文字列の終わりである終了インデックスに+1した数字を入れます。
String str = "AppleLemonApple";
String strget = str.substring(5,10); // Lemon
この例では、Lemon
という文字列を取り出しています。Javaではインデックスが0から始まるので、Lは5番目となります。