概要
お勉強でIsaacSimの環境を作ることを目指す。
この記事では, IsaacSimのサンプルを読み込むところまでを目指します。
※IsaacSimのCG系に興味あるので, ROSとかそのへんは踏み込まないです.
前回
Isaac Simを動かす前のOmniverse Launcherの
インストールについてはこちらを参考ください
https://qiita.com/Dennou_yugi/items/8b4d3f9dd9d963c54410
環境
- Ubuntu 24.04.LTS
- Omniverse Launcher 1.9.13
- Isaac Sim 2023.1.1
- Omniverse CACHE 2023.2.3
- NVIDIA RTX 3060Ti(だいぶギリギリっす)
手順
こちらを参考にしました。
動作はWindows版での記事ですが、Ubuntuでも一緒です
https://qiita.com/bebebefu/items/cae6f99e1bbec35c5405
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Cacheをインストール
Omniverse Launcher上部のEXCHANGEタブを選択し, Omniverse Cacheをインストール
※イマイチこれを何に使っているのかがわからん
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Nucleusのローカルサーバを作成
Omniverse Launcher上部のNUCLEUSタブを選択し "Add Local Nucleus Service"をクリック
※下図では既に操作後ですが, Local Nucleus Service 2023.2.3になっているとこに上記の"Add Local Nucleus Service"が存在します.
※この操作自体は, ローカルに色々な環境を作っているとかだった気がします.
"Add Local Nucleus Service"をクリックするとユーザ名や, パスワードなどを入力する画面が表示されます.
入力していってください(スクショ取るの忘れちゃった(^o^))
入力後, NUCLEUSの左メニュー->Omniverseという場所にlocalhost(ユーザ名)というものが出るはずなんですが, 私の場合は出なかったので, Add Serverからサーバ名をlocalhostにして自分で出しました
(これもスクショ取るの忘れちゃった(^o^))
- Isaac Simをインストール
EXCHANGEタブでISAAC SIMを見つけられると思います.
インストールしてください.
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Isaac Sim起動
インストール後に, Launchを押せばIsaac Simが起動するはずなのですが, 私の場合は一回目途中で停止してしまい, 再度起動し直しました.
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サンプルを開く
ここでは下記のサンプルを開きます.
omniverse://localhost/NVIDIA/Assets/Isaac/2023.1.1/Isaac/Samples/ROS2/Scenario/carter_warehouse_apriltags_worker.usd
Isaac Simの画面下部のContentタブに, ファイルパスを入力する場所があるので, そちらに上記のパスを入力して, サンプルを開いてください.
※usdファイルをダブルクリック -> Open Original Fileでサンプルは開けます.
GPUのスペックにもよるかもしれないですが, めちゃくちゃ時間かかるか, 再起動が必要かもです.
実行結果
やはりというか、めっちゃ綺麗ですね.
次回はサンプル内の3Dファイルを見ていくのと, 自作した3D(USD)をインポートする方法を試します.
※こっちがメイン目的
所感
Omniverse系は無駄に環境作成に必要なツールが一杯あったり, ツール名称がコロコロ変わったり, NVIDIAの事情に振り回されている感が半端なくて触ってて疲れます.コンテナ関連に詳しかったら, この辺スパッとやれたりするんですかね(`;ω;´)