UiPathの「アプリケーション/ブラウザーを使用」では、自動化するアプリケーションを指定すると、アプリケーションパスやURLも自動的に設定される。
このアクティビティで初めて指定のアプリを開くのであればそのままで問題ない。ただ、既に開かれているアプリを操作したい場合はパスを設定しなくてもよいし、パスがコードで直書きされているのも嫌な感じではある。そう思って設定された値を消すと、ファイルパスが必要です
やURLが必要です
といった警告が表示されてしまう。
警告が表示されたまま場合でも実行に問題はないが、「アプリケーション/ブラウザーを使用」のオプションで「オープン動作」を「なし」に設定すると、この警告は表示されなくなる。既に開かれているアプリを操作する場合は、意図せず新しいアプリやブラウザが立ち上がることを防ぐためにも「なし」に設定しておくのが安全である。
「オープン動作」を「なし」にした後のアクティビティの表示。ファイルパスを指定していないが、警告も表示されていない。
動作環境
- UiPath.System.Activities v25.6.1