tl;dr
例:
open -n -b com.google.chrome --args --user-data-dir=/Users/username/AnotherUserData
どういうときに使うの?
- シークレットモードを使いたくない(そこで行う作業はウィンドウを閉じてもクッキーなどが持続して欲しい)
- プロフィールで分けたくない(他にプロフィールを作りたくない、存在を知られたくない)
- Google Chrome のデータを特定のストレージに保存したい
- Google Chrome のデータを、たとえばブートドライブの SSD に入れたくない(容量を消費させたくない)
- この場合、ストレージの I/O 分だけパフォーマンスが低下する可能性はあります
コマンドラインからの指定オプションについて
--user-data-dir=<ディレクトリ>
を付けて起動させることで、そのディレクトリにユーザデータが作られます。ちなみにプロファイルはユーザデータの中の概念みたいです。
open とは
あんまり詳しくないので雑に説明すると
-
-n
すでに起動していても新しくアプリを開く -
-b
指定されたパッケージ名でアプリを開く -
--args
指定された引数を開くアプリに渡す
という感じです。
ここら辺が分かれば Windows でもそれ以外の OS でもできるはず。