最近良く聞いているPodcastのbackspace.fmにゲストに電気屋ウォーカーの方が出ていました。
さくらインターネットのプラットフォームを駆使してPodcastを配信していることに驚きとともに、この辺クラウドのオブジェクトストレージを利用したらどれくらいのコスト感になるのをちょっと試算してみました。

前提

簡単に試算するために以下の条件で考えてみました。
実際にはRSSフィードの配信などを行うためのサーバも必要になるかと思いますが、

1ヶ月の配信頻度2回/月
1話の容量 20 MiB/回
1話辺りのリスナー 100 人/回（配信されたものをすぐに聞く人数）
過去エピソードの視聴 10 人/回/月（過去配信されたものを聞く人数）

試算

	エピソード数	総容量（MB）	リスナー総数	転送量（MB）
1ヶ月目	2	40	200	4,000
2ヶ月目	4	80	220	4,400
3ヶ月目	6	120	240	4,800
4ヶ月目	8	160	260	5,200
5ヶ月目	10	200	280	5,600
6ヶ月目	12	240	300	6,000
7ヶ月目	14	280	320	6,400
8ヶ月目	16	320	340	6,800
9ヶ月目	18	360	360	7,200
10ヶ月目	20	400	380	7,600
11ヶ月目	22	440	400	8,000
12ヶ月目	24	480	420	8,400
13ヶ月目	26	520	440	8,800
14ヶ月目	28	560	460	9,200
15ヶ月目	30	600	480	9,600
16ヶ月目	32	640	500	10,000
17ヶ月目	34	680	520	10,400
18ヶ月目	36	720	540	10,800
19ヶ月目	38	760	560	11,200
20ヶ月目	40	800	580	11,600
21ヶ月目	42	840	600	12,000
22ヶ月目	44	880	620	12,400
23ヶ月目	46	920	640	12,800
24ヶ月目	48	960	660	13,200
25ヶ月目	50	1,000	680	13,600
26ヶ月目	52	1,040	700	14,000
27ヶ月目	54	1,080	720	14,400
28ヶ月目	56	1,120	740	14,800
29ヶ月目	58	1,160	760	15,200
30ヶ月目	60	1,200	780	15,600
31ヶ月目	62	1,240	800	16,000
32ヶ月目	64	1,280	820	16,400
33ヶ月目	66	1,320	840	16,800
34ヶ月目	68	1,360	860	17,200
35ヶ月目	70	1,400	880	17,600
36ヶ月目	72	1,440	900	18,000

結果

さくらのクラウドのオブジェクトストレージの場合、初期の540円の中に100GiBまでのディスク容量と、10GiBまでのデータ転送量が含まれています。
そのためざっくり16ヶ月目までは540円/月の料金だけでまかなえる計算になります。
それ以降もディスク容量は問題にならないので、転送料だけでまかなえる計算になります（転送料54円/10GiBあたり）

感想

音声データの配信なのでもう少しコストが嵩むかと重いましたが、思ったほどでもなかったというのが正直な感想です。
手軽（費用的な意味で）というのであれば月540円からサーバ設定なども不要で始められそうです。

国内ではそれほどでもないですが、海外ではかなりポットキャスト自体がメディアとして認識されておりかなりの規模となっているようです。流石にそれだけ規模が大きくなるようであればSoundCoudなどのSaaSを使ったほうがトータルでのコスト削減ができると思います。

今なら2万円クーポンプレゼントキャンペーンやってみるたいです。