ファインディでLLMエンジニアをしているだくおん (だーさん) です。
この記事は 🎄ファインディエンジニア #3 Advent Calendar 2025 7日目の投稿です。
タイトルの通り、Google Cloud Associate Data Practitioner 試験に暫定合格したので、「12/06に受験して合格したら書く」と決めていた勉強方法ブログを書こうと思います。
ただ一つ誤算だったのはGoogle Cloud認定試験は試験終了後にGoogle側でログや録画等を確認してから10営業日くらいで正式な合格証が発行されるという仕組みだったということですね。Google Cloud認定試験自体初だったのでまったく知りませんでした。
したがって今回のブログを書くにあたり、私が暫定でも合格したという証跡がなにもなくちょっと悲しい気持ちにはなっていますが、鉄は熱いうちに打てということで書いていきたいと思います。
と言っていたら認定証が届きました。めでたしめでたし。
なんで受けようと思ったの?
日本語化記念半額クーポンが回ってきたから もともとLLMアプリケーションのPoCでCloud Runを用いることが多く、Google Cloudには興味がありました。そこでAssociate Cloud Engineer試験を受けようとは考えていたのですが、いかんせん範囲が広く、勉強はしてみたものの試験の難易度が読みきれず、いつ受けようか逡巡していました。
そんな折にAssociate Data Practitioner試験日本語化記念の半額クーポンが回ってきたので、一旦データ範囲だけ試験を受けてみてAssociate Cloud Engineer試験を受ける前の心の準備としようと思いました。
もともと前職でもBigQueryを用いたデータ分析は1ヶ月程度の経験があり、ある程度土地勘があったというのも大きいです。
何を勉強した?
Associate Cloud Engineerの勉強 (1ヶ月程度)
最短で合格したいという方の期待には応えられないかもしれないのですが、経緯にも書いた通り、最初に受けるつもりだったAssociate Cloud Engineer試験の範囲を以下の本を使って一通り勉強していました。
徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書
一見遠回りに見えそうなのですが、この本の第4章 (データベース/ストレージとデータ分析) と第6章 (サービス・プロダクトの選択と構成) は試験前に見直すことで系統立った知識をインストールすることができたので、決して無駄にはならないかと思います。
Associate Data Practitionerの勉強 (1日弱)
以下のサイトでAssociate Data Practitioner試験の範囲を集中的に学習しました。
特にBigQuery MLについては盲点だったのでこちらのサイトで気づけてよかったです (本番は1問しか出ませんでしたが... いずれにせよ仕事で使う予定があったのでちょうどよかったです)。
また、このページはGoogle Cloud試験の哲学が端的にまとまっており、選択肢を選ぶ際の指針となりました。
Associate Cloud Engineer試験対策マニュアル。出題傾向・勉強方法
試験のtips
「最も手数が少ないものが正答」。これに尽きると思います。
受けに行くとわかるのですが、選択肢には「可能かもしれないが、明らかに実現のための手数が多すぎる・重すぎる・手動すぎる」ものが含まれていることがあります (CSVを手動でデータクレンジングしたあとBigQueryにインポートするなど)。こちらについては実現の可能性を考えることなく選択肢から外してしまっても問題なさそうでした。そうするとざっくり2択にまでは絞れるので、あとはより正しいものを選ぶという感じです。試験としては素直な選択肢の揃え方だったなと感じています。
あとは 「Google Cloud認定試験リマインダー」というメールを印刷した紙と、公式の身分証明書が2つ必要 だという事実は忘れがちなので記載しておきたいと思います。私はパスポートとマイナンバーカードで受験しました。
おわりに
クーポンドリブンでの受験でしたが、Google Cloud認定試験の哲学やおおよその難易度がわかったことは大きな収穫でした。
データ系の方で「Associate Cloud Engineerは重すぎるけどせっかくGoogle Cloud使ってるしちょっと試験受けてみたいかもな」という方にはおすすめできる試験だと思います。
