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Cドライブの容量がピンチになった際の対応策の一例

Last updated at Posted at 2022-11-09

ここ2日ほどいきなりPCだかブラウザだかの調子がよくない
メモリの割当とかReadに失敗しましたとか出てしまって途中で落ち、閲覧もままならない状態に急になってしまった

実はこのような状況に少し覚えがあったため、DriveAnalyzerを使ってディスク内の状態を確認してみる

DriveAnalyzer_SS.png

「予約 -Windows-」の項が30GB近く占めていてCドライブに多少の負担をかけている

あ!これ院生時代に見たところだ!

本当のところは、大学院で研究したとかそんなことはなく、生物学系の研究室だったので単に自分の使ってたPCで同じような症状が出てたことがあり、個人的に解決しただけというところだが
研究しろ(※生物学とはいってもドライの研究(生物組織のシミュレーション)していたのでPCはちゃんと仕事道具でした)

ともかく、おなじことがあったのでいい機会に記録しておく

「予約 -Windows-」が大きくなる一因

自分の知ってる範囲だと、原因の1つは「Windows Search」にある
詳しくは調べてもらうとして、過去の経験だとWindows Searchのインデックスファイルが肥大化することでこの事態を引き起こしているとのこと
これらを無くせば/減らせばこの「予約 -Windows-」の容量を大きく減らすことができるはずだ

単純にWindows Searchを止めるには、サービスを止めてしまえばいい
Windows(今回は10)の場合、コントロールパネル>システムとセキュリティ>管理ツール>サービス、と進めばいい

WindowsSearch_Stop.png

ここにWindows Searchがあるので、選んで「サービスの停止」をクリックすればいいだけである

ただこれだけだと、あくまで今後Winsows Searchが止まるだけであり、これまで作られたインデックスファイルはそのまま、今回目的とするCドライブの容量確保(現在の使用容量削減)には貢献しない

既存インデックスファイルを削るには

インデックスファイルの管理には、「インデックスのオプション」に進む必要がある
Win10なら、下側の検索欄に「インデックスのオプション」と打ち込むことで開くことができる(なにか矛盾している気もする)

既存のインデックスファイルを削るため、今あるインデックスファイルを用意しないような方向に設定を変えてやる必要がある
まずは「変更」を選択

IndexOption_check.png

ここで上側のウィンドウについているチェックボックスを消していく
次いで、下の「選択された場所の要約」についても選んで、そこで見つかるチェックボックスについても消していく

続いて、「詳細設定」も選ぶ
ここで「ファイルの種類」タブを選ぶ
そうすると、どういった拡張子のファイルについてインデックスを作成するか、が並んでいるので、これらのチェックボックスをすべて外していくことになる
一括で外せるような箇所はないので、1つ1つ手で外していく

WindowsSearchIndex_typeCheck.png
めんどくさい

これらが完了したら、「インデックスの設定」タブより、「再構築」を押せばいい
これでインデックスファイルが整理され、ファイルが大幅に減るはずである

これらが完了したら再度DriveAnalyzerにてCドライブを計測してみる

DriveAnalyzer_SS_After.png

27MBまで減ってるので、だいぶ削れたことがわかる

これである程度Cドライブの容量が確保できるようになる

なお、過去これをやった際(メモ見返したら2015年2月だった)には、この手法は独力で気づいたわけではなく、ネット検索して見つかった手法であったので、どこかに元ネタとなる記事なりブログなりがあったはずだが、もうどこだったか覚えていない
一応自分のオリジナルな手法ではない、ということだけ記録しておく

で、効果は?

Cドライブの容量確保ということは一応達成できた
ただ改めてドライブを見ると、TrendMicroフォルダやAppleフォルダも使用容量が多い

DA_TrendMicroOver.png

調べると、TrendMicroの方はクソデカdumpファイルが作成されていた
これについては消しても問題ないらしいので単に削除するだけで対応できる

DA_TrendMicroOver_dump.png
なんだこれは
そう、べらぼうででたらめなdumpファイルである

Appleの方は、iTunesのバックアップであるとのこと
こちらは基本的にCから動かせないらしいが、シンボリックリンク使って動かす手法はあるらしいのでいずれやってみる

これにて容量確保事態については成功した
ただブラウザ挙動という点で見ると、この対応後にも度々メモリ不足で落ちる事態が頻発してしまっている

タスクマネージャを見ると、文字通りメモリの使用率が95%超えとかえらいことになってしまっている
内訳を見ると「TrendMicorAnti-MalwareSolutionPlatform」がアホみたいにメモリ容量を食っていた
これについては、メーカーの指示通りバージョンアップデート(既に最新だった)しても、消して再インストールしても効果がなかった
ブラウザの拡張機能の停止でとりあえずメモリバカ食いは止まることはわかったが、セキュリティ的に不安な状態になるのでどうするのか困るところ
うーむ

11/11追記
再度確認すると「TrendMicorAnti-MalwareSolutionPlatform」のメモリバカ食いは収まっていた
Trendツールバーとウイルスバスター本体について、再インストールを行なったくらいしか理由に心当たりはないが、これが効いたのだろうか?
とりあえず安定して動くようにはなり、Cドライブの使用容量も削減できたのでヨシ!

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