専門学校でシステムエンジニアになる為の勉強を始めてから、初年度秋に基本情報技術者、翌年度春に応用情報技術者を取得しました。
秋にネットワークスペシャリストも受験しましたが落ちました。会場全体が午後開始早々(ZigBeeって何…?)で心が統一されたと言われている伝説の回です。
現在のIPA試験区分を貼っておきます。応用情報と高度試験は今まで年2回でしたが、今年から応用情報もCBT方式になるそうです。基本情報のように随時実施ではないようですが。
独立行政法人情報処理推進機構 試験区分一覧
こういう試験の勉強をして取ったところで意味はない、みたいな論説をよく見かけるのですが、私は意味があると思っているので、ここに理由を書いていきます。
理由
確かに試験勉強によくある、問題と回答をただセットで覚えるだけであれば意味はないかと思います。
ただそれが通じるのは基本情報までか、それがすごく得意な人かで、応用情報はそう簡単にはいきません。
応用情報は幅広い範囲の知識と、プログラミング能力を問われます。
プログラミング能力については、向いてる人なら余裕でしょう。(私は午後のほうが得点高かったです、記憶が確かなら正答9割以上)
午前に問われる、幅広い範囲の知識というのが、結構深くまで問われる問題があります。
私は勉強する際、問題に出てくる用語の意味を覚えるだけでなく、実際それがどう実装されていてどう運用されているのかまで調べて覚えました。
何故そうしたかと問われると、そうしたかったからとしか言いようがないのですが、その結果、午前も余裕をもって合格出来ました。
専門学校卒業後、就職してSEになったのですが、初年度からウォーターフォール開発モデルの全工程を担当しました。
要件定義、「言語・フレームワーク選定」、基本設計、「httpsサーバ構築(物理・論理)」、「ネットワーク構築(物理・論理)」、詳細設計、実装、「ファイヤーウォール設定」、「リバースプロキシサーバ構築」、リリース、「ログ解析」、「シェル作成」、「crond設定」、保守、運用
他の案件でメールサーバの構築と運用、メールBoxへのファイル転送をパイプしてフィルタリング、DBに保存するスクリプト作成なんかもやりました。
フルスタックもいいとこですね、初年度の新入社員にやらせる事ではないです。
ただこれだけの事が全部ほぼ一人で出来たのは、間違いなく「応用情報技術者試験の知識があったから」です。
分からない事でも、この単語で調べれば出てくるだろうなっていうのがわかるので、調べれば何とでもなります。
「ググれは誰でも調べられる」なんていう方もいらっしゃいますが、そもそも単語を知らないとググれないんですよね。(これはよく言われてる事なのでご存じかもしれませんが、改めて)
AIに聞けばいい、もよく見聞きしますが、AIに聞く単語が的確であればその分正確かつ時短になります。
知っているって事はそれだけでメリットになります。
SE何年もやっていても、これ全部出来る人って限られているのではないでしょうか。(実際周りでそんなに見ない)
結論
応用情報技術者を取る事には確かにあまり意味はないのかもしれません。
実務的には多少就活で有利になる事がある程度のものでしかなく、持っていたとしても、資格は意味がないと思っている面接官には通用しませんし。
ただ、あの範囲の幅広い知識を、知的好奇心を持って知っておく事は自分の価値を高める事に直結するかと思います。
というわけで、皆さんも応用情報技術者試験の知識をつけ、そのついでに受験してみてはいかがでしょうか?