Difyワークフローについての記事を書きました。
今回はDifyチャットフローについて紹介します。
「チャットフロー」という名前ですが、個人的にはワークフローをお手軽に実行できる機能と理解していますので、その便利さが伝わればと思っています。
本記事は以下の環境で確認しています:
Difyバージョン:1.13.0
利用形態:Dify Cloud(クラウド版)
注意点:OSS版と一部UIやメニュー構成と異なる場合があります
1. チャットフローとは
Difyのチャットフローは、チャットで入力した内容をもとに処理を進める仕組みです。
ChatGPT等のチャットツールと比較して、チャットフローは入力と出力を決めて実行できます。
自然言語(チャット形式)で問い合わせて、設定したフローを呼び出すことをしたいユースケースにマッチします。
2. こんなときはチャットフローを使おう
① 会話が必要な場合
入力が曖昧で、追加の質問が必要なケースです。相談、要件の整理、文章の手直し、調べものの補助などが当てはまります。利用者が最初から必要情報を揃えて入力してくれるとは限らないので、会話で確認しながら進められるのは便利です。
② まず公開したい場合
社内展開やPoCでは、触ってもらえるかが最初の関門です。
チャットフローは共有の導線を作りやすく、リンクを渡せばすぐに試せる形にできます。
③ 実行方法を考えたくない場合
ワークフローで利用者向けに整えようとすると、入力フォームや遷移、入力ミス対策など、処理以外の部分で悩むことが増えます。チャットフローはDify側で画面が用意されているので、そのあたりを後回しにして先に動かせます。
会話が必要、早く触ってもらいたい、入口の設計を省きたい。このどれかがあるならチャットフローに寄せる価値があります。
3. ユースケース例
社内問合せの一次整理
Difyナレッジ機能に社内規則を入れておくことで、AIの判断ではなく社内規則から判断するチャットフローです。
例ではマークダウンのコードブロックで出力しています。
契約書・申請書チェック
ドキュメントをAIにチェックさせたい場合にもチャットフローは有効です。
どんな形式で出力させたいか設定することで使いやすさにもつながります。
4. まとめ
チャットフローは、会話で情報を補いながら処理を進めたいときや、まず試してもらいたいときに使いやすいです。ワークフローで処理を作り、チャットフローを入口にする形にしておくと、作る側も使う側も迷いにくくなります。




