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非ゲーム系エンジニアだけどゲーム作ってSteamにリリースしてみた 第三回:ゲーム制作にかかる費用💴

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Last updated at Posted at 2026-06-06

はじめに

先日、かねてより開発していたゲームをSteamにてリリースしました。

個人制作としては比較的規模の大きいゲームになったこともあり、技術面・ゲーム制作面のどちらでも多くの工夫や苦労がありました。
この記事では、これからゲーム制作をしてみたい方や、個人開発でオンラインゲームを作ることに興味がある方向けに、私の体験談を交えながら制作内容を紹介していきます。

今回はゲームを制作するにあたり掛かった費用など、お金周りについて紹介します。

制作物『Caldra』について(一部再掲)

Steam_ScreenShot_01_ja.png

『Caldra』は、2人対戦のカードバトルゲームです。

費用という観点で考えると、カードゲームなので「カードイラストは必要だろうな」というのはすぐに思いつくと思います。しかし、上記の画面だけを見てもカードのイラスト以外にも背景やUIパーツ、アイコンなど沢山の要素が画面に詰まっています。また、ゲームのためBGMもあり、加えてクリックしたときやゲームに動きがあった時には効果音もあります。また、強そうなユニットを召喚した際には強そうなバトルエフェクトが表示されることでしょう。

ゲームはたくさんの要素から成り立っており、そのうち自分で作れないものについてはフリー素材を探すか、もしくは有料素材を購入する必要があります。

今回はこのプロジェクトで費用が掛かったものについて、買い切りのもの(開発時)、買い切りのもの(イベント出展用)、継続的にお金がかかるもの、の3種類に分けて紹介していきます。

なお、開発者である私への給料は発生しないものとします( _๑´д`)

買い切りのもの(開発時)

カードイラスト

カードイラストは booth.pm というクリエイター向けのオンラインショップで購入しています。
主に、こがぶしさんという方のショップから購入しました。大量の高解像度で綺麗なイラストを販売されており、Caldraのカードイラストの多くはこちらの素材を使用しています。
カードイラストでは、合計で13,000円分の買い物をしています。

:point_down: こがぶしさんのストアページ

UIパーツやカードの枠などのイラスト

一部のUIパーツは自作していますが、それ以外はカードイラストと同じく booth.pm から購入しています
こちらは合計で1,300円分購入しました。

ゲームのエフェクト

ゲームエフェクトとは炎や衝撃波など、演出のために表示するオブジェクトのことです。一部は自作していますが、それ以外のゲームエフェクトは購入しています。
こちらは Unity Asset Store にて購入しており、合計で9,500円分購入しました。

image.png

効果音

効果音もUnity Asset Storeにて購入しています。日本には無料で使える効果音素材サイトも多くあり、それらでも良い素材は十分に揃います。ただ、ゲームでは意外と多くの効果音が必要になります。特に、闇っぽい音、魔法を詠唱する瞬間の音、攻撃が命中した音など、ゲーム向けの少しニッチな効果音になると、無料素材だけで揃えるのが難しい場合もあります。その点、Unity Asset Storeにはゲーム向けの効果音素材が多く揃っており、闇っぽい音とか魔法の詠唱する瞬間の音とかゲームで使いたい音を探しやすかったです。

こちらは合計で3,000円分購入しました。

Steamへのストア利用料

Steamへゲームを出店する場合、1ゲームにつき100ドル掛かります。
100ドルということは多分100円くらいなので無心で払いましょう。

※上記の一文は私がリリースにあたり参考にした下記の記事のオマージュなのですが、今ではドル円のレートも円安になってしまい16000円くらいします。悲しい・・・

しばしば、ゲーム制作は無料で行える趣味である、という話を見かけることがあります。開発者である自分自身の時給を無視した場合、すべての素材を1から自作するのであれば、技術的には無料で作ることも可能です。ただ、その素材を作る時間を時給換算した場合、買った方が安く済むこともあり、また素材の品質も上がる場合もあるため、自作できなさそうなものについては購入する判断をしました。それでも安いものを優先的に購入するようにはしています。

買い切りのもの(イベント出展用)

こちら、東京ゲームダンジョンというイベントに出展させてもらった際の写真です。写真内にそれぞれ1~4までの番号を付けていますが、これらはイベント出展にあたって購入したもの、または費用が掛かったものです。
image.png

1. チラシ

チラシは今回200枚刷りました。印刷はプリントパックというサービスにお願いしました。そこでは初回のサービス利用だととても割引が効くため、驚安の80円(!?)でお願いしました。

2. 小物

イベント出展にあたり、ブラインダーやPC-ディスプレイ間の端子変換器など、細かいものをいろいろ購入しています。特にVGA=>HDMIへの変換器が高く、それだけで6000円しました。
合計すると11,000円ほどですが、ほとんど端子変換器の価格です。

3. ノートパソコン

裏に隠れちゃって見えないですが、実は出展用に中古でPCを一台購入しています。
こちらは秋葉原でスペックに対し相場よりは安く買うことができ、丁度10000円でした。

4. テレビの運搬費用

テレビをイベント会場に運搬するための宅急便の費用です。往復で4000円です。

継続的にお金がかかるもの

本番環境のAWSサーバ代

本番環境のAWSサーバ代として、ひと月でざっくり以下の費用が掛かっています

サービス名 価格(ドル) 概要
VPCエンドポイント 42.9 Private Subnet内のサーバから、AWSの各種サービスへ安全にアクセスするための仕組み
ロードバランサ 17.6 負荷分散用サービス
No使用タイプ 11.8 これなんだろう・・・?
EC2インスタンス 13.5 ロビーサーバやゲームサーバを動かすためのLinuxマシン
EC2インスタンス(管理用) 20.8 ログ確認やDB確認など、管理作業用に使っているマシン
Public IPv4:InUserAddress 8.8 AWS上でPublic IPv4アドレスを使用していることによる料金
データベース 2.6 ユーザ情報などを保存するためのデータベース
その他 9.2 ストレージ、通信量、細かいAWSサービス利用料
合計 127.2

まとめてて思いましたが、意外と高いですね・・・
これは早急に安くするための方策を取らなくては。

開発ツール

開発時、ChatGPTの力を借りているため、そのサブスク代として月々22ドルかかります

まとめると・・・

まとめると下記になります。意外と掛かっていまして、記事を書きながら驚愕しています・・・

買い切りのもの(開発時) 42,800円
買い切りのもの(イベント出展用) 25,080円
継続的にお金がかかるもの 約23,800円/月
※ドル円は1ドル160円としてざっくり換算しています。

意外と掛かっていまして、記事を書きながら驚愕しています。
特に、買い切り費用よりも月額費用の方がじわじわ効いてきます。

終わりに

いやー、意外と掛かりました・・・
私はタバコを吸ったり競馬をしたり課金をしたりといった、お金のかかる趣味がほとんどありません。そのため、このあたりの金額は趣味の範囲として捻出できました。ゲーム制作のために生活を切り詰めるようなことはしていませんが、改めてまとめてみると、思ったよりお金を掛けていたなと感じています。

それでも、このゲームは無料でリリースしています。プレイヤーがどれだけ増えたとて私にお金が入る経路は一切ありません。
ですが多くの方にプレイしていただけることを楽しみに制作していますので、もし興味を持っていただけたらぜひプレイしていただけると嬉しいです!

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